コレステロールとは?【知らなかった驚きの4つの働き】簡単に説明


コレステロールと聞いてまず思い浮かぶのが、わき腹やお腹に付いてるブルンブルンの脂肪や、血管に詰まるとやっかいな油の塊とか!悪玉コレステロールなどの話しが先行して、コレステロールイコール有害のように間違ったイメージを持っている方が多いと思います。

ところが、本来のコレステロールの働きはそのイメージとは全く違い、驚きの感動ストーリーなのです!

人間の体は細胞が集まって集まって集まって、1つの体を作り上げていますが、その細胞の数は何と、37兆2000億個(昔は60兆個!)もあるといわれています。(うわぁ~!イチ・ニ・サン・シ・・・・・、数え終わるのに何百年?何万年?何十万年?かかったのかな?計算の早い人お願いします。笑。いきなり横道にそれてしまいました。スミマセン)

本来のコレステロールとは、その37兆2000億個の細胞にとても深く関係し、人が生きていく上で欠かせない大切なものだったのです。マイナスイメージばかりのコレステロールですが、知らなかった驚きの4つの働きが、日々私たちの生命を維持し守ってくれていたのです。

それでは、
知られざるコレステロールの世界をご一緒にGooooo!

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コレステロールとは?

1.実は、コレステロールとは脳や神経、全身の細胞などを構成する成分や、病気に対する抵抗力を維持したり、女性ホルモン男性ホルモンを作ったりと、決して欠かすことができない、とても重要なもので、私たちの体にとって、コレステロールは無いと生きていけないものなのです。

2.コレステロールとは、血液の中だけでなく、全ての臓器に存在しており水分に溶けない脂質(あぶら)です。

体の中にある脂質は、
①中性脂肪
コレステロール
③リン脂質
④遊離脂肪酸

の、4種類の脂質があり、その中の1つがコレステロールです。そして、このコレステロールを含めた脂質は、炭水化物、タンパク質と並ぶ三大栄養素と呼ばれています。

あっ、最近は三大栄養素って言わないで【エネルギー産生栄養素】って呼んでます。(途中で名前が変わると困っちゃいますよね!パパ間違ってるよ!って、子供に言われそうで!笑)

3.コレステロールとは、善玉コレステロールと悪玉コレステロールに分類され、2種類のコレステロールが存在しているかのように勘違いをしそうですが、それぞれの働きの違いを表現するために善玉と悪玉としているだけで、コレステロールは1つです。

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コレステロールは何処から来るの?

コレステロールは何処から来るの?画像

8割が体内!2割が食事!

コレステロールは自分の体からやって来ます。体に必要なコレステロールの大部分である8割が肝臓を中心に皮膚や小腸、副腎皮質、性腺などの体内で作られ、残りの2割が体外から、食事として摂り入れられています。

体重が50kgの人で、1日に600~650mgのコレステロールを自分の体で毎日、作っているのです。

コレステロールは体内で合成できる脂質であり、12~13 mg/kg 体重/日(体重 50 kg の人で 600 ~650 mg/日)生産されている

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書より一部引用

体内で必要とする多くのコレステロールを作ってしまう肝臓ですが、この臓器は体の中で一番大きな臓器です。心臓よりも大きくて、重さで比べると心臓の4~5倍の約1400g位あり、女性も約1200gほどあります。

肝臓で毎日毎日コレステロールが作られているということは、体にとってコレステロールは絶対に切らしてはいけない安定供給が必要な物なのですね!

ここでちょっと!

お医者さんから、コレステロールが多くなると体によくないから卵やレバー、脂っこいものをあまり食べないようにと、よくいわれます。1日1個までといわれていた卵を例にとってみると、日本人の卵の消費量は世界第2位で、1人当たりの年間消費量は約337個です。(因みに第1位は、メキシコです。※IEC:国際鶏卵委員会2018年次統計より)

しかし、食事から摂っているコレステロールは2割だけなのです。

厚生労働省は、コレステロールは食事から摂るよりも自分の体で作る方がずっと多いので、食事からのコレステロールは、直接コレステロール値には影響しないという見解を公表しました。

そして、今までは、脂っこい食べ物を食べ過ぎるとコレステロール値が上がって健康を害することがあるので、1日、これくらいまでにして下さいね!っていうコレステロールの上限目標量が設定されていたのですが、厚生労働省は2015年から撤廃したのです。

厚生労働省がコレステロール上限目標量を撤廃した詳しい記事はこちらです。

コレステロールの原料は?

ほとんどを自分の体内で作ってしまうコレステロールは、体の中のどんなものでコレステロールを作っているのでしょうか?

コレステロールを作る原料は、先程、話にも出てきました、脂質、糖質、たんぱく質の3大栄養素で作っています。あっ!エネルギー産生栄養素でした。笑

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コレステロールとは?知らなかった驚きの4つの働き

なんとなくコレステロールが大切そうなのはわかってきましたが、具体的に何が大切なのか、いよいよ驚きの4つの働きの話しをしていきます。あなたはいくつご存知でしょうか?

1.脳を守るコレステロール1/4の働き
2.細胞膜を作るコレステロールの働き
3.ホルモンを構成するコレステロールの働き
4.胆汁酸を作るコレステロールの働き

本来のコレステロールの働きを、いくつご存知でしたか?
すべてご存知のあなたは、スゴイ!ヤバイ!ハンパナイ!ドクター!?笑

それでは順にわかりやすく解説していきます。

1.脳を守るコレステロール1/4の働き

脳を守るコレステロール画像
脳の構成成分は、脂質が60%、タンパク質が40%で、脂質の内の約50%がコレステロールといわれています。人間の体には、約100g~160gのコレステロールがあり、その内の1/4は脳に存在します。

脳の神経細胞は800億個とも1千億個ともいわれ、それだけ数ある神経細胞が全身の各部分に向けて、電気的に指令を送っています。

その時、電気信号が漏電して他の信号との誤作動を起こさないようにするため、電線の役目をしている神経繊維を絶縁体のように保護し、指令を素早く、正確に伝達できるよう可能にしているのが、コレステロールです。

その絶縁体であるコレステロールが少ないと、誤作動を起こしたり脳機能の低下が起こりえるのです。コレステロールは脳の神経細胞を守っているのです。

ここでちょっと!

神経細胞の情報の伝達速度は、速いもので秒速120m(時速約430km)に達するといわれています。ヒェ~ですが、確かに、考える前に体は動いていますよね!

もう一つオマケ!
脳の血管を全部繋げて伸ばしてみると、地球を4周できるらしいです。約16万kmです。こちらも、ヒェ~!

また、脳の情報は、幸せホルモンといわれているセロトニンという神経伝達物質が細胞内にうまく取り込まれないと、伝達できません。うまく取り込むには細胞膜が大切で、細胞膜のコレステロールが減ってしまうとセロトニンを細胞内に取り込む働きが低下してしまうのです。血液中のセロトニン値が低い人はコレステロール値も低いという、うつ病患者さんの報告記録もあります。

コレステロールは脳や神経細胞を構成する成分としても欠かせない大切なものなのです。

2.細胞膜を作るコレステロールの働き

細胞膜画像
先程、人間の体は37兆2000億個という数の細胞が集まって成り立っている話しをしました。その膨大な数の細胞には、それぞれ細胞を保護し独立を保ちながらも、細胞の外部と物質が出入りできるような膜が必要不可欠なのです。それを細胞膜といいます。

元々、リン脂質という物質で作られた細胞膜は硬いのですが、細胞の内外に栄養を届けたり、細胞が分裂する際、自由な形に変化して何度も分裂できるように細胞膜は柔らかくないといけません。(流動性が必要)

その時、硬い細胞膜を柔軟(流動性)にしてくれるのがコレステロールなのです。このコレステロールが無いと細胞膜が硬いままで、細胞は自由に変化することができずに分裂もできません。正常な分裂ができないということは、人間が完成しないということです。

ここでちょっと!

細胞膜の厚さと種類?

細胞膜の厚さは約10nm(ナノメートル:1メートルの10億分の1)で、
細胞膜の種類は形質膜、ペルオキシソーム膜、核膜、ゴルジ体膜、小胞体膜、リソソーム膜、ミトコンドリア膜(内膜、外膜)と、

わけのわからない厚さや種類があります。笑

細胞膜の働きのひとつは細胞内外の出入りをコントロールすることですが、それを可能にしているのがコレステロールなのです。そして、その細胞膜のコレステロールが不足すると中の細胞までが壊れやすくなってしまいます。

例えば、免疫細胞の細胞膜にコレステロールが不足すれば免疫機能が低下するのです。また、コレステロール値が低いと、がんの発症リスクが高まるということや、がん患者は血中コレステロール値が低いという報告もあります。

十分で安定したコレステロールは、細胞の分裂、成長、機能、人の形成の原点においても、非常に重要な細胞膜を構成する成分の1つなのです。

3.ホルモンを構成するコレステロールの働き

ホルモン画像

コレステロールは、体の機能を調節する重要なステロイドホルモンの構成成分でもあり、男性ホルモンや女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどの材料となります。

精巣で作られるアンドロゲンという男性ホルモンや卵巣で作られるエストロゲンという女性ホルモン、プロゲステロンという胎盤で作られるホルモンも重要なステロイドホルモンです。

副腎断面図副腎脂質ホルモンは副腎で作られるホルモンで、その副腎とは、腎臓の上にちょこんと乗っかっている三角帽子のような形をしています。皮質と髄質(ずいしつ)に分かれている副腎の大きさは親指ほどの小さな臓器ですが、皮質部分で50種類ものホルモンが作られています。

 

副腎皮質ホルモン
腎臓の上に乗っかっているほんの親指程度の副腎から分泌されていて、血液にのって全身に回り心臓や肝臓、脳、肺などにも作用し、コルチゾール、アルドステロン、DHEA(副腎性アンドロゲン:女性でも分泌される男性ホルモン)などの重要なホルモンも分泌します。
性腺ホルモン
女性ホルモンは卵巣、エストロゲン・プロゲステロン、動脈硬化の抑制や女性らしさを保つ女性ホルモン。男性ホルモンは精巣、テストステロン、筋肉や男性らしさを保つ男性ホルモンなど、生殖器に作用するホルモン以外でも重要なホルモンです。

アルドステロンホルモン

その50種類のホルモンの中の重要なホルモンの1つにアルドステロンというホルモンがあります。私は、そのアルドステロンホルモンが過剰に分泌される【原発性アルドステロン症】という以前は指定難病の珍しい病気になりました。

原発性アルドステロン症のすべてがわかります。こちらです。血圧が髙めの方必読です!

この原発性アルドステロン症は、脳卒中や心筋梗塞になる確率が上がってしまう二次性高血圧の症状を持つ病気で、私は見事に脳出血に大当たりしてしまいました。いきなり普段の生活が一瞬ですべて止まったのです。マイッタマイッタです!笑

自宅でこんな症状がありました!その時の様子をリアルに書いています。私が何しろ、今1番言いたいことは、自分も家族(近くにいる人)も即効で病院に行く決断をすること。1分でも早く!は、マジです。

4.胆汁酸を作るコレステロールの働き

肝臓の画像

あまり聞きなれない胆汁酸(たんじゅうさん)というのは、脂肪を水に溶けやすくしたり、腸管の壁をきれいにして脂質が壁にくっつかないようにしたり、脂肪の消化吸収を助ける働きをします。やはり胆汁酸も肝臓で作られ、コレステロールが原料になります。

小腸で頑張って働いた胆汁酸の約5%は便として廃棄されます。残りの胆汁酸は再度肝臓に戻り同じ働きを1日に何回も何回も繰り返します。便として廃棄された5%分はちゃんと新品の胆汁酸が補充されます。しかし、何回も使った胆汁酸は働きが悪くなるので、なるべく新品の胆汁酸を増やしたいのです。

胆汁酸の量は決まっていますので、古い胆汁酸を効率よく体から出して、新しい胆汁酸をどんどん取り入れられればいいのですが、胆汁酸が体から出る時は、便と共に!なので、便秘になったりするのが、一番困ります。

古い胆汁酸がずっといると病気のリスクも上がってしまいますので、胆汁酸を効率よく便とし廃棄できる働きのある大麦などの水溶性の食物繊維などが腸管内にあると食物繊維と一緒に廃棄することができます。

脂質にとって大切な働きのある胆汁酸もコレステロールが材料だったのです。

このように、
コレステロールは、私たちが生きていく上で
なくてはならない大切な物質だったのです!

まとめ

コレステロールはただの脂だと思っていたマイナスのイメージとは全く違い、コレステロールは、私達の身体にとって本当になくてはならない大切なものでした。生命誕生の原点からコレステロールは大事な大事なものだということを知り、驚きと感動の気持ちです。

人間の体はとても複雑でまだまだ未知の世界ですが、日に日に新しい発見と目まぐるしい発展があります。今日まで治らなかった病気が、明日には簡単に治るかもしれないのです。

私はこれからも、知れば知るほどの驚きと感動の世界を皆様と一緒に感じていきたいと思っています。
ありがとうございました。

↓は、数年前から1日2回、毎日私が愛用している血圧計です。息子からの誕生日プレゼントでした。腕帯(カフ)をまかなくて腕を入れるだけなのですごく楽だし、外す時のあのベリベリ音もないので時間も周りも気にせずに使ってます。今まで故障も無いし、おすすめです。
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