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こんにちは、専門的な内容をかみ砕き「わかりやすい解説」を目指す「どんポジ」です!
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迅速ACTH負荷試験と蓄尿開始|原発性アルドステロン症検査入院8

私は、3月25日に高血圧が原因の脳出血で緊急入院しました。『どんポジ』のポジといいます!

そして脳出血の後遺症のため、リハビリ病院でリハビリの日々を経て、これからは高血圧の薬を飲み続けるんだなぁ!と覚悟していた矢先に、高血圧の原因は原発性アルドステロン症かも知れないと言われたのです。

すぐわかる【原発性アルドステロン症】実例を交えた体験談解説
この体験談ブログは原発性アルドステロン症はどんな病気?症状は?遺伝するの?など多くの不安を、原発性アルドステロン症が完治した私の体験談と専門医の正確な学術情報を詳細にわかりやすくまとめた原発性アルドステロン症体験談解説ブログで解決します。

検査のため大学病院に行くと、飲んでいた薬の影響で6週間後じゃないと検査ができないと言われ、じ~っと6週間を待って、いよいよ入院して検査が始まります。脳出血で倒れてからちょうど4か月が経ちました。

原発性アルドステロン症【検査入院の手続と入院当日の詳細】体験記7 の続きです。

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検査入院、蓄尿開始

最初の検査は、採尿と蓄尿から

入院初日7月24日13時前、午前中に渡されたコップに採尿した。100cc位でOKとの事だったので、100cc採る。

最初だから気前よくたっぷり採った方がよかったかなぁ?!と思いつつ、部屋に戻ってナースコールしたら、違う看護師のKさんが取りに来てくれた。

そして今日の13時から明日の13時までの24時間分の尿を全て蓄める蓄尿(ちくにょう)が始まる。一日分の尿をまとめて検査に出すらしい。

採り方はトイレで大きめのカップで、最初から最後までの尿を全部採り、別室に自分の名前で設置してあるビニールパックに全部入れる。

それをトイレに行く度に、何回も何回も蓄めていき24時間全部の尿を採る。簡単!簡単!忘れなければ!

しばらくすると看護師さんが足拭きを持ってきてくれた。何で足拭き?

お風呂に入るときに各自で新しい足拭きを借りて、お風呂場に持って行き使い終わったら、専用の回収カゴに入れておくらしい。

水虫とか感染症の対策なのかな?!初日なので、看護師さんがシャワーの予約をしてくれた2時30分から、シャワー。快適1人用シャワールーム。明日からは自分の検査スケジュールを考えて、自分で予約をする。

さて、シャワーから出たら、今度はお洗濯!院内のコインランドリーに洗濯物いれて、持参の洗剤入れて、私は初めてのコインランドリー!何か面白そう!洗濯機は1回150円か、ふ~ん!

そこで、すごい注意書きを見つけた!↓
200円入れても動きますが、お釣りは出ません!

だって!マジか!チョー笑える!

もったいないので50円玉探して、150円入れた、動いた!感激!約40分待ち。忘れないように、スマホでタイマー!笑った笑った!

次は、レントゲンと心電図

コインランドリーから部屋に戻ると、間髪入れずに違う看護師さんが来て、『これからレントゲンと心電図の検査ですよ。』

いよいよ検査入院らしくなってきたぞ!ワクワク!何か間違えてるかも。笑!用意できたらナースステーションに来てください。ハイ!

急いで風呂上りの汗を拭いてパジャマの上を着てナースステーションに!看護師さんの早歩きの後ろに貼り付いて、エレベーターで6階のレントゲン室にGO!

後ろからと、右横向き(左側を撮る)ハイ、終わりー!

次は2階の心電図。また看護師さんに背後霊のように付いて行く。

2階に着くと看護師さんに『終わったら1人で病室に戻れますか?』と聞かれ、勢いでハイ!と、答えてしまった・・・。けど、ここの病院は新館もあるし、あっちこっち歩いて来たし、病室は13階だし、ビミョー。

心電図の部屋がずら~っと22部屋もあってびっくり。心電図の装置を胸や足や手にプチプチセットして、ハイ終わり。早!

で、帰りが心配だったけど、どうにか1人で帰れた。あ~よかった!迷子にならなくて!ナースステーションに、『戻りました!』と、お約束の声掛け。

さっき仕掛けた洗濯物、とっくに止まってて、乾燥機に移してハイ100円。で、また約40分。オ~また、動いた!(当たり前)

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入院内容の説明

16時前に看護師のHさん来て、入院内容の説明をしてくれる。

①入院診療計画書という書類。
今回の入院は、検査のための入院で、原発性アルドステロンの疑いのための検査です。と。

②転倒防止の問診チェック。
最近転んだ事はありますか?つまずいた事?バランスを崩した事は?など?
結果、最低ランクの1。転ばない方の1、いい方の1。笑

③明日のスケジュールを教えてくれた、
・朝一番の尿を採る。この尿は、採尿用のパックに貯めないでコップに入れて下さい。コップは後でお持ちしますと。

・朝8時から、まず採血。

・点滴の針から薬を入れて、変化を見る検査。

・1時間後に再度、採血。

明日の検査はこれだけとのこと。楽勝!たぶん!笑

教授回診ってホントにテレビと同じ?!

しばらくすると、教授回診で、お付の人がぞろぞろ!テレビドラマのようです!でも、こちらの教授はテレビに出てくるような偉そうにしてる教授じゃなくてソフトでとても感じの良い教授でした。

『脳出血で大変でしたね!後遺症は足の痺れだけでよかったですね!』と労ってくれた。検査をして、血圧の原因をはっきりさせましょうね!と。何千人も患者がいる大きな大学病院の教授が私個人の情報をきちんと把握してくれていた。とても安心し、とても感激した。何かこの病院、いい!

脳出血の入院体験に関しては『【突然!三つの初期症状|見逃すと大変】脳出血入院体験記1』の記事で詳しく解説しています。

脳出血【突然!三つの初期症状|見逃すと大変】入院体験記1
実は脳出血(脳内出血)の前兆(初期症状)だった体験記です。字が書けない!が最初でした。血管が破れ、流れ出した血液が固まって脳細胞を圧迫し麻痺や障害を起こし始めます。この初期症状である前兆をいかに早く気づけるかで人生が大きく変わり・・ました。笑

夜中の蓄尿

夜中です。いつもは夜中に最低でも2~3回はトイレに行く。目が覚めるとトイレに行きたくなる。

さぁ今日も真夜中のトイレ!看護師さんに、24時間全部の尿を採るように言われているので、忘れないように尿を採らなければ!蓄尿蓄尿!

トイレから帰ったら、またすぐ寝れるように目を細めて静かにゆっくり歩いて、体も頭も起きないようにして、採尿カップを取りに行き、そ~っとトイレで採尿して専用の蓄尿パックに入れてちゃんと蓄尿した。初めてのひとり蓄尿完了。目、覚めたし!!

検査入院2日目

25日、その後また、うとうとしながら6時前に目が覚めると朝一で尿を採るコップがちゃんと置いてあった。

早速トイレに行って採尿後、ナースコール!取りに来てくれた時に、看護師さんがありがとうございます!って、こちらがありがとうございます、です。

看護師さん
今日は朝から検査なので、お水も飲まない方がいいですョ。朝ごはんも食べれません!


え~!マジか!マイッタなぁ!

 

そうこうしてると、男性若手のK先生が登場。検査の説明をしてくれた。何やら難しい名前の検査で、迅速ACTH負荷試験っていう検査らしい。初めて聞く言葉で、迅速ACTH負荷試験?なんじゃそれって感じです。迅速ACTH負荷試験スタート!

迅速ACTH負荷試験

この迅速ACTH負荷試験での負荷反応の有無が、原発性アルドステロン症の診断に非常に有用であることがわかってきているとのことです。迅速ACTH負荷試験は大事な検査のようですね。

迅速ACTH負荷試験の手順

①この迅速ACTH負荷試験は寝たままの状態です。
コートロシンという薬を利用して負荷をかけて時間ごとに反応を見る検査が迅速ACTH負荷試験。

②まず、点滴の針を入れます。チクッ!笑
若手のT先生が1回で点滴とれた!ここから検査が終わるまでずっと寝た状態です。

③30分安静にしてから、最初の採血をします。5~6本採るそうです。(貧血起こしそう!)

9時13分
コートロシンという薬を点滴の針から注入します。
この薬は、原発性アルドステロン症の原因である副腎に負荷(刺激)を与えてコルチゾールホルモンを出るようにする薬です。刺激されてどんな反応をするのかが大事で、正常な反応をするのか、違う反応をするのかを調べます。

薬を注入してから、30分後と1時間後に採血をして、反応を見ます。これから30分安静です。

9時43分
⑤採血します。注入からまず30分後の採血です。その後、また30分安静にしてます。

10時13分
⑥最後の採血です。注入から1時間後の採血です。終了です!!

文字にするとチョー早!ですが、左手に点滴の針を入れてからずっと安静安静で、薬の注入後も安静安静、ずっとずっとずっとベッドに横になったままだったので、終わってすぐにトイレにGO!忘れずに蓄尿して部屋に戻って水をガブガブ飲みました!

検査の結果は、原発性アルドステロン症【検査入院の総合結果|先生の所見】体験記17 にまとめてあります。

腹減ったなぁ!

朝ごはんくれるかな?と、心配してるとT先生が来て、最近眼科には行きましたか?と聞いてきた。何で眼科かい?と思ったら、長く高血圧を患っていると、高血圧は目にもよくなくて影響が出る時があるらしいと教えてくれた。

そういえば女医のW先生が脳出血で血管の影響が唯一目で確認できるのが目の血管だと教えてくれたっけ。最近眼科に行ってないので後日調べてもらうことにした。

担当のG先生(内分泌内科の先生)が来てくれて、今日の検査は大変でしたね!ご飯は食べましたか?ちょっと心臓の音を聞かせてもらっていいですか?

なんて、やさしい先生だろう!今日の長い時間の検査を労ってくれて、脳出血も大変でしたねと、癒してくれた。教授も担当の先生もみんな感じの良い人々!

内分泌内科のG先生から、今回のもろもろの検査結果が出たら、泌尿器科の受診日前に今回の検査結果に対する我々の解析をお話ししますとのこと。検査は内分泌内科手術(切ることになればの話し)は泌尿器科なのでということ。

カテーテル後の退院日を聞いてみた

今回の検査のメインイベントであるカテーテルでの副腎静脈サンプリング検査後は何日くらい安静にするのかをついでに聞いてみたら、ほとんど95%、いや99%位の方が、カテーテル検査の次の日に退院できているという。

 

ぶったまげ!!そういうもんなんだ!次の日に退院かい、早!

 

そういえば朝食がまだだけど、朝ご飯の時間が2時間以上過ぎたので、衛生上?その食事は出せない(ストックしてあったらしい)ので新たに軽食を頼んできますと優しい看護師さん!

それから、遅~い朝ご飯を食べて、食後の薬のチェックが必要なのでナースコールで看護師さんにチェックしてもらう。

自分で袋から薬を出して、袋の表の日付に確認のチェックを入れ、看護師さんがそれをチェック!カルデナリン1mgが2個になる。手が掛かりますよねぇ~患者さんは!すんません。

シャワーの予約も12時に取ったから、お昼ご飯の時間は、13時にずらしましょうか?と気が利く看護師さん。助かります。12時からシャワー浴びて、洗濯機を回す。(洗濯、慣れてきた)

今度は運んでくれたお昼ご飯を食べて、薬のチェックしてもらってゴックン。今回から薬の袋を置いて行った。薬の管理が合格かも!

2回目の、24時間蓄尿

昨日から続けた24時間蓄尿が13時に終わったけど、2回目の蓄尿が今日の0時から明日の0時まであるらしい、こんがらがらないようにそのまま続けて採って下さいとのこと。だな!

コインランドリーで専用のカードが使えることがわかり、1枚1.000円なので、5.000円札の両替に地下のコンビニに行くことにした。これから50円玉を探さなくて済む。

そのコンビニで偶然欲しかったプルーンを見っけ!カリウムたっぷりのプルーン!即買い!(私は、検査で低カリウムだったので一生懸命カリウムを摂ってますので!)

明日は、生理食塩水負荷試験

夕方前に看護師のKさんが明日のスケジュールを教えてくれる。今日の迅速ACTH負荷試験とほぼ同じらしい。
①朝食抜き!!!水もダメ!!!・・・またかい!
②点滴の針を入れる。
③30分安静。
④採血
⑤生理食塩水を500ccの袋を4つを、1袋1時間の速度で入れる。2ℓを4時間かけて入れる。
⑥終わる30分前からは、安静にするのでトイレはその前までなら行ってもいい。
⑦その後、2回目の採血。
だそうです。ふ~ん!明日も好きにやって!!

今日は夕飯食べてから、夜勤の看護師Hさんにちゃんと食べれてるかの食欲と薬の確認をしてもらって薬を飲んだので、本日のオフィシャル検査はエンドです。無事に迅速ACTH負荷試験も終了です。

生理食塩水負荷試験のやり方|4時間必要なアルドステロン機能確認検査9
検査入院して原発性アルドステロン症の機能確認検査である生理食塩水負荷試験が始まります。点滴から500mlの生理食塩水を4つ入れるのですが1つに1時間かかるので2リットル入れ終わるまでに4時間かかります。朝から飲まず食わずの検査なので覚悟して臨みます。笑
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