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こんにちは、専門的な内容をかみ砕き「わかりやすい解説」を目指す「どんポジ」です!
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原発性アルドステロン症【術後2か月目|新薬とジェネリックは違う】28


今回の原発性アルドステロン症を見つけていただいた先生は、昔から子供たちもお世話になっている我が家のホームドクターで、地元のかかりつけの女医先生です。基本、優しいので妻も子供たちも何かあればそこに行って診てもらいます。『どんポジ』のポジといいます。

私が、いきなり脳出血で入院し、その後リハビリ専門病院から退院した後に、バトンタッチしたのも、この女医先生!脳出血のリアル様子は、『脳出血【突然!三つの初期症状|見逃すと大変】脳出血入院体験記1』の記事から順に始まります。
 
 

脳出血の原因は高血圧で、その高血圧の原因が原発性アルドステロン症だったのです!つまり、私の脳出血の原因は、原発性アルドステロン症だったということです。

原発性アルドステロン症を疑われた時の経緯は、脳出血後に今後ずっと血圧の薬をもらうため、かかりつけ医の女医先生の所へ行った際、調べてもらった血液検査の結果から原発性アルドステロン症を疑われたのが最初でした。その時の、先生とのリアル会話の記事が、こちらです。『アルドステロン+レニン+カリウム+CTに影=大学病院に検査依頼6

女医先生に紹介状を書いてもらった大学病院で原発性アルドステロン症かどうかの詳しい検査を10日間の検査入院で調べたら、すべての結果が陽性で見事的中!原発性アルドステロン症が確定しました。

検査の詳しい内容は、この体験記7~体験記17まで順に解説しています。
原発性アルドステロン症【検査入院の手続と入院当日の詳細】体験記7』からです。

手術に関する詳しい内容は、体験記18~体験記21です。手術ができる身体かどうかの検査から、手術当日の様子まで手術に関するすべてをリアル解説しています。こちらの記事からスタートです!『 原発性アルドステロン症【7つの手術適応検査|負荷心電図他】18 』~

今日は、かかりつけの先生の所に、今までの経過報告にやって来ました。クレアチニンのことや薬剤師さんに聞いた驚きのジェネリックの話しも、まとめてみました。

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かかりつけ医の女医先生

術後2か月 12月1日

術後初めて、女医先生に今までの経過報告と大学病院から預かってきたディスクの記録を持って来た。親戚のような先生とどうもどうもの挨拶を皮切りに、かた会話が弾む!

先生
どうだった?


スッキリ、副腎取って来たよ!

先生
写真貰った?


イヤ、写真は貰ってないけど、妻は現物を手術後に見たって!私は後から、パソコンの画面で見た!

先生
たいがい手術した後に見せてくれるからね!こんな小さな腫瘍で脳出血をやっちゃったんだもんね!


ホントだよね!こんな小っちゃいのが原因で、右半身麻痺だもんなぁ!笑

先生
ま、でも軽くて良かったわよね!
で、大学病院から資料を全部頂きました。カリウムは最終5.0まで上がったから、カリウムのお薬はいらなくて、でも血圧がもう一息なので同じアダラートCRを3錠ね!朝夕で2錠1錠ね!


そうなんです。カリウムが復活したから、バナナ食べなくてよくなった!笑

先生
それと、腎機能が少し動いたみたいね!


副腎を取ると少し上がるけど大丈夫だって、大学病院の担当のG先生が言ってた!

先生
これはよくあることだからって、G先生からの手紙にも書いてあるね。原発性アルドステロン症のアルドステロンホルモンがたくさん出てた人は、原因の副腎を取っちゃってホルモンが少なくなると、身体に少し水が増えるんですよ。それで身体の中の水分が増えると腎臓にちょっと負担がかかるんだけど、今のホルモンの状態に身体が慣れてくれば、だんだん落ち着くと思いますよ!

腎機能の血液検査で、クレアチニンっていうやつが今度は気になるわけですね!


術後はすごく疲れやすくなって気になってるんだけど、それよりも今一番気になることは腕が上がらないってことなんですけど!両肩三角筋(肩を覆う大きな筋肉)辺りの痛みがだんだんひどくなってきて、腕が肩より上に上がらないし、後ろに腕を回せない。肩が痛くて横向きに寝れない。特に左向きが痛い。

先生
50肩?どっちの腕?


そんな感じじゃないと思うんだけどなぁ!腕は両方上がらないんだよね、ちょっと調べたら、アダラート(降圧薬)の副作用に筋肉痛ってのがあったから心配なんだけど。

先生
アダラートは腎臓に作用して利尿作用があるんだけど、あんまり筋肉にはこないよね!コレステロール下げる薬は筋肉にくる副作用が多いんだけど!

と話しながら、細かく状態を聞いてくれた。問診ですね!
先生、大学病院から持って来たディスクもパソコンで色々見てる。


先生!このCTとかMRの画像のディスクって、医療用の特別なソフトが必要なの?

先生
普通に入れれば見れるわよ!


そうなんだ!じゃ、自宅のパソコンでも見れるんだ!

先生
見れる見れる!


まっ、見ても何だか分からないんだけどね!!笑

血圧を測ってる間に先生が何やら色々調べてくれてる。
血圧は上が145で下が95だった。

先生
下が比較的高いのね!自宅で測るとどのくらいだっけ?


だいたい80台前後で、たまに90台がポツポツと。

毎日付けてる自作の血圧帳を先生に見せる。

筋肉の炎症と自己免疫疾患の検査

先生
これくらいの血圧なら問題ないですね。で、やっぱりその腕が上がらないっていうのは、アダラートの副作用は考えにくいわね!採血で筋肉の酵素を調べる血液検査を今日しましょう。来週には結果が出るから!(大学病院は1時間だったなぁ!笑)

あと、自己免疫疾患っていうのもあるんだけど、男性はあんまり考えにくいしね、取りあえず、筋肉が炎症を起こしてるかどうかを調べましょう。

 
ここでちょっと!
自己免疫疾患とは?病原体から自らを守る免疫のシステムが、誤って自分の正常な細胞にも攻撃をしてしまった結果、起きる病気です。80%近くが女性ということですが、なぜ女性に多いかは、はっきり分かっていないそうです。この自己免疫疾患は近年増えているそうで、少なくても70~80の病気が存在し、その中でも代表される病気が、関節リュウマチ全身性エリテマトーデスなどです。
 
先生
血圧の薬は、まだあるの?
 


そろそろ、なくなるから欲しいんですけど。

先生
じゃ出しときますね、同じアダラートを。副作用とか何かまずいことがあれば、変えますから。このアダラートって腎機能にはいいんですよね。

そのあと、採血して終わり!今度は隣の薬局で薬をもらいに行きます!

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ジェネリック医薬品

前から気になってたジェネリック医薬品の話しを、薬剤師さんに聞いた専門的な情報と、私が調べた内容を以下にまとめてみました。今飲んでる薬は、「アダラート」という薬ですが、ジェネリックだと、名前は「ニフェジピン」に変わります。

アダラートは、バイエル薬品という会社の薬ですが、アダラートのジェネリック医薬品は、ニフェジピンという名前で、7~8社が販売しています。

ジェネリックとは

ジェネリックの薬とは、後発医薬品といい、新薬(先発医薬品)の特許が切れたあとに、他の会社が新薬と同じ有効成分で製造して、安く販売する薬、と言われている薬です。 「同じ効き目で、価格は安い」ドクターや薬局で説明される薬です。

どうせ効果が同じなら安い方がいいですよね!って、みんな思いますが、実は薬の内容がすべて同じ、ではないのをご存知でしたか?

ジェネリック医薬品は新薬とすべてが同じ?じゃない!

有効成分が同じと聞くと、すべてが同じだと錯覚しますが、同じではないのです。何が違うかというと、一般的なジェネリックの場合は、主成分は全く同じでも錠剤にするためのコーティングなどに利用する添加物が違うとのことです。

食品にも添加物は多く使用されていて、少しずつ関心が広がってきています。最近はスーパーマーケットでも商品に記載されている情報を詳しく見ている消費者の方が増えています。それも若い女性の方にも目立ってきました。材料の原産国や使用されている添加物などをチェックしてるようです。

添加物には食品や薬品や化粧品など、たくさんの種類があり、中には危険と言われている添加物もあるようです。食品を買う時は、添加物を気にする人が増えているのに、薬の場合は、自分で選べないこともあるのか、添加物自体の意識が無いようで、気にする方は皆無?のような気がします。

添加物で副作用

すべての添加物が危険とは言えませんが、すべての添加物が安全とも言えません。薬を飲んでいると副作用が出てしまい、薬を変更する場合が出てきます。

そんな時は、主成分が原因で副作用が出て、この薬は身体に合わない!と思っている人が大半だと思いますが、主成分ではない添加物が身体に合わずに、副作用が出てる場合もあるのです。

しかし、主成分が合わないのか、添加物が合わないのか、どちらが合わないのかは、詳しく調べないとわからないそうですが、薬を元に戻すとその副作用の症状も治るケースがあるとのことです。

新薬にも当然添加物が!

ジェネリックがよくないといっているのではなく、新薬にも、もちろん添加物が使用されているわけです。長く飲んでいる薬で副作用が見られないのであれば、価格が安いというだけでジェネリックに変更した場合、今まで出なかった副作用が、添加物が原因で出る可能性もあるということです。ジェネリックに変更したら副作用が出なくなったとか、まったく逆もありえるわけです。

それなら、主成分、有効成分も添加物も全く同じ薬を作ればいいのですが、そこまで気にすることじゃないだろうと思う方もいらっしゃると思います。が、もうすでにジェネリック医薬品で全く同じ薬があるのです。

あるということは、そこまで気にした方が良いと考えた結果ではないだろうかと思ってしまいます。その名も、オーソライズド・ジェネリックといいます。

オーソライズド・ジェネリック(AG)

ジェネリック医薬品の中でも、オーソライズド・ジェネリック(AG)は、有効成分、原薬や添加物や製造方法まで、すべてが新薬と全く同じ薬があるのです。

パターンが3つあるのですが、その中でも、先発医薬品メーカーの工場で、有効成分、原薬、添加物、から製法もすべて同じに製造した薬を、後発医薬品会社が販売するパターンもあるのです。

このオーソライズド・ジェネリック(AG)だと、新薬とすべて同じ薬が安く手に入るということになります。先発医薬品メーカーが製造した同じ薬を後発医薬品会社が販売するのですから、当たり前っていえば当たり前で、まったく同じ薬なわけですよね!

何やら、ジェネリックの話しから添加物の話しになってしまいましたが、機会があればこの添加物のことをもう少し深く知りたいと思いました。(そのうち~!です。笑)

続きは、こちらです⇩

『 原発性アルドステロン症【手術後のお腹をCTで確認|泌尿器科】29 』

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