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名前を呼ぶと高感度UPのネームコーリングは恋愛にも効果あり?

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ネームコーリングロゴ

こんにちは、専門的な内容をかみ砕き「わかる解説」を目指す「どんポジ」です!

前回の記事の「ストレスコーピング」とか、今回の「ネームコーリング」とか、響きが似ていてややこしいですが、2つ共「心理学」に関係している言葉です。

心理学なんて聞くと、専門的な難しいお勉強!のイメージがあり、ムリ~!と速攻、脳が拒否反応を起こしそうですが、この拒否反応も1つの心理学であり、実は私たちは身近でいっぱい心理学?を経験しているようです。

私たちが毎日の生活で、相手に興味を持ってもらったりすることが可能な「言葉」や「行動」があるのなら、それを意識的に取り入れることで自分の生活や人生が豊かになると感じます。

今日は「相手の名前を呼ぶ」ということが、恋愛にもビジネスにも有効な方法だとした研究結果を含め、わかりやすく掘り下げたいと思います。『どんポジ』のポジといいます!

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ネームコーリングとは

「名前を呼ばれることで親近感や好感を感じ、親密な人間関係を築けるテクニック」のことを心理学でネームコーリングといいます。

え~!名前を呼ばれるだけで・・・マジか???

と、思ってしまいますが、ちょっと過去を振り返ってみると、数回しかお会いしていない人や意識していなかった人から自分の名前を呼ばれたり、会話の中でサラッと名前を言われたことで、なぜか急に近しく感じたことを思い出しました。もうお友達!的な!笑

アメリカの自己啓発の専門家であり、世界的なロングセラー『人を動かす』の著者として有名な、デール・ブレッケンリッジ・カーネギーという人が、好感を持たれる6原則の中のひとつに、

「名前は、当人にとって、もっとも快い、もっとも大切なひびきを持つことばであることを忘れない」

と言及した言葉が印象的です。心理的にも、自分にとって自分の名前は特別なモノのようです。世界的なロングセラー『人を動かす』にご興味がありましたら、こちらです。内容も色々あり、価格もピンキリなので覗いてみてください。覗くだけなら「タダ~!」笑⇩

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なぜ、名前を呼ばれると好感度がUP?

だって、そうなんだもん!といわれてもスッキリしませんので、エビデンス風に解説してみます。

実は、名前を呼ばれることで親近感や特別感が生まれ、名前を呼んでくれた相手に対しても親しみやすく好意を抱くようになる心理作用があるのです。

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研究内容

それでは、名前を呼ばれると好感度がUPするという「エビデンス」をご紹介します。

カクテルパーティー効果

「カクテルパーティー効果」って、とっても軽い感じの響きですが、れっきとした心理現象の「cocktail-party effect」なのです。

そして、その内容はというと、パーティーって素敵な音楽が流れているホールで、たくさんの人たちがあっちこっちで会話を楽しんでいるイメージですが、そのような多くの音がある場所でも自分の興味のある「キーワード」や「声」を無意識に選択して聞き取る聴覚的な機能のことを「カクテルパーティー効果」と呼んでいるのです。

イギリスの認知心理学者エドワード・コリン・チェリー氏によって提唱された聴覚からの機能ですが、視覚的な作用のある「カラーバス効果」と呼ばれている機能もあると言われています。

自分にとって、重要な情報を無意識に聞き分けて聞き取ることができるのです。先ほどの世界的ロングセラー『人を動かす』の著者として有名な、デール・ブレッケンリッジ・カーネギーが、「名前は、当人にとって、もっとも快い、もっとも大切なひびきを持つことばであることを忘れない」としているように、自分の名前は自分にとって、とても重要なキーワードであり、さらにその重要なキーワードを無意識に聞き取っているということです。

人から名前を呼ばれることで脳が無意識にその人に反応して意識するわけなのです。意中の人に、名前を呼ぶことで無意識に脳が反応して自分を意識してくれるわけです。こりゃあイイ!・・・ですよね!

親しくなりたい人には、自分を意識してもらうことが先決です。私はあなたと仲良くなりたい!あなたと話したい!と思っているだけでは、相手の脳ミソが反応してくれないのですね!(泣)

思いは伝わらない?

私は「思いは必ず伝わる」「気持ちは通じる」と思いたい人間なのですが、気持ちや思いは、何かしらの行動やアクションを起こさないと伝わらない場合が多々あります。

ましてや、お会いして日が浅い人であればなおさらです。

友人でも、恋人同士でも、夫婦でも、親子でも、家族でも、とても親しい間柄さえ(こそ)、言葉や行動が重要です。例えば「ごめん」という気持ちはあっても、勇気を出して言葉に出して言う「ごめん」とは、大きな違いがあるはずです。

思うだけではなく、言葉や行動は正確に、確実に、早く、伝えられる貴重なアイテムだと感じます。

結論

初対面の男女を集めた実験で、女性参加者は異性に名前を呼ばれる方が好印象という作用が示唆された、としています。

出会った人と親しくなりたいときや好印象を持ってもらいたい場合は、問いかけや話の途中に相手の名前をさり気なく入れて呼ぶと、心理深いところで、印象付けることができそうです。

まとめ

ヨシッ!今日から、バンバン名前を呼べばイイことありそうだ!と、思ってもいくつか注意が必要な部分がありましたので、おさらいをしたいと思います。

  • バンバン名前を呼び過ぎるのは逆効果で、あの人ウザい!
  • 初対面なのにやたら名前で呼ばれると、不信感!
  • 苗字じゃなくて、下の名前でちゃん付けで呼ばれると、キモイ!
  • いきなり下の名前で呼ばれると、慣れ慣れしくて、ストーカー?
  • わざとらしく名前で呼ばれるのは、不快!
  • 名前、間違えてるし!最悪~!

この注意を怠ると、もちろんビジネスでもアウトですね。関わりたくない人間になってしまいます・・・よね!笑

適度に、常識的に、思いやりも忘れずに、気持ちを込めた行動やアクション、ネームコーリングで、相手の名前を呼んで、爽やかな生活をお送りくださいませ。適度に・・・です!笑

いい人は、宝です!(記事とは無関係?何となく書いてしまった言葉です。スミマセン)

最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。
どんな時もポジティブに!の「どんポジ」でした。

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参考文献
国立研究開発法人科学技術振興機構 日本認知心理学会発表論文「名前を呼ぶことが印象形成に及ぼす影響」
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所「Effects of own names and emotional connotations」

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