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こんにちは、専門的な内容をかみ砕き「わかりやすい解説」を目指す「どんポジ」です!
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日内変動ホルモンの検査は1日がかり|原発性アルドステロン症12

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世間様の今日は真夏の7月30日ですが、外はどのくらい暑いのか、気温がどのくらいかもわかりません。今日で検査入院7日目です。『どんポジ』のポジといいます!

去年の今頃は、相変わらず仕事にとりつかれた日々を送っていました。まさか体力だけには自信があった自分が入院してるなんて想定外でした。笑!高血圧が原因の脳出血で緊急入院してからリハビリ病院を経て、「やれやれ」も、つかの間で、今度は原発性アルドステロン症の検査入院です。が、大元の高血圧の原因を取り除けるかもしれません。

前を向いてどんどん進みます。どんな時もポジティブに!の、どんポジですから!笑

私の脳出血、字がちゃんと書けないことに気づいたのが、最初でした。こちらです。
脳出血【突然!三つの初期症状|見逃すと大変】入院体験記1
実は脳出血(脳内出血)の前兆(初期症状)だった体験記です。字が書けない!が最初でした。血管が破れ、流れ出した血液が固まって脳細胞を圧迫し麻痺や障害を起こし始めます。この初期症状である前兆をいかに早く気づけるかで人生が大きく変わり・・ました。笑

 

重ねて今日は真夏の7月30日6時30分です。朝起きて顔を洗ってたら看護師のYさんが来て、部屋の中が暑くないですかと!空調のスイッチを見て、『やっぱし暖房になってる!』と、不安そうにスイッチをいじり始めた。7月に暖房かい!

ヨッシャーとでしゃばって、Yさんと2人でスイッチをカチャカチャやったけど暖房のままだ、ダメだ~!二人で諦めよう!

Yさん帰り際に『今日は、体重を計って欲しいのであとで計っといて下さいねと。』ハイ了解です。今日の引越し時間が分かったら教えて欲しいことを伝えたら、一応午前中とは聞いてるんですが!との返事。(病室の移動があるので。)

今日は、妻が10時頃来てくれるって言ってたので、引越しには間に合うから大丈夫だな・・・と!

で、髭剃り終えて、トイレ行って、体重計って62.5、部屋にもどったら、空調が冷房になってた。今度はきっと冷えすぎて寒くなるんだよな、きっと・・・。笑!こんな、検査入院7日目のスタートです。

今日の主な内容は、日内変動(にちないへんどう)について、です。
  1. 日内変動って何?
  2. 日内変動検査って、どんな検査?
  3. 採血検査の続きと重患室への引越し!

引越しです。重患室に移動です。重病人の患者が入る重患室に移動します!恐いです!恐いと言えば、日内変動の検査で4回も採血をしたのですが、2回目の採血で大失敗です。それでは、リアル解説をお送り致します!

カプトプリル負荷試験とは|2時間の検査方法と判定基準11の続きです。

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日内変動とは

  1. 体調不良で病院に行ったり
  2. 病気を疑われたり
  3. 病気になったり

    すると、必ずといっていいほど血を抜かれます。そう採血ですよね!チクッ!

採血をした血液を詳しく調べると、すごく色々なことがわかるのは皆さんご存じだと思います。私もここの大学病院に入院した最初の採血の結果を見たら、A4用紙2ページほどびっしりの検査項目と数字が埋まっていました。難しい項目がいっぱいです。

ですが、その採血、時間や条件によって大幅に数値が変わる項目が一部にあるのです。それが日内変動といわれるもので、内分泌系の検査項目にも多く、例えば副腎で作られる数多くのホルモンの中でも、いわゆるステロイドいわれているもので、原発性アルドステロン症の症状で過剰に分泌してしまうアルドステロンや、クッシング症候群で多すぎる状態のコルチゾールなども、日内変動の大きい類に挙げられます。

アルドステロンやコルチゾールは、朝高く、夜低いという日内変動(日内リズム)があり、変動幅はピーク値の75%にも達するという、臨床検査受託会社のデータもあるようです。また、日内変動による「時間」以外にも、採血する前の「食事」や採血時の「体位(姿勢)」でも変動は起こります。

そのため、採血空腹時に採り、いつも同じ体位での採血が原則です。体位の違いによる測定値の変化は、

  1. 臥位(がい:横になっている状態)の姿勢が、一番低い測定値
  2. 座位(ざい:座っている状態)が、次に低い数値
  3. 立位(りつい:立っている状態)が、一番高い測定値
    です。

この、一日(日内)の中で、検査数値(濃度など)が変わってしまうリズムのことを日内変動といいます。

日内変動検査

看護師のYさんからも、日内変動検査は、体の一定のリズムの血中などの濃度が大きく変動するものがあるので、その数値の検査です。と聞かされました。朝から時間を指定して、なるべく同じ状態で4回の採血をする検査、ということです。

採血の指定時間
  • 1回目の採血 8時 
    (1回目と2回目の途中で、13階から8階に病室を移動します)
  • 2回目の採血 12時 
  • 3回目の採血 16時
  • 4回目の採血 23時

7時00分
Yさんがまた来てくれて血圧測定。今日の血圧 上が136で、下が 80、脈は66でした。
『7時30分から安静にして待ってて下さいね、8時頃採血にまた来ますから。今日は、8時、12時、16時、23時の4回採血の、日内変動ホルモン検査です。』

外注に検査を出す予定らしいのですが。こんなに大きな大学病院でも外注に出すこともあるんですね!?そういえば、臨床検査受託会社の話しも出てきましたよね!?

10時過ぎに、病棟を移動するので2回目からは、8階での継続となります。

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1回目の採血

8時00分
Yさん、1回目の採血にやって来た。Yさん何かさっきと目の色違う!目が輝いてる!冗談で言ってみた!

 『もしかして、採血するの好きなの?』

Yさん 『えっ!何でわかりました?!』

 『だって目の色が違うし!マジか!』

Yさん 『そうなんですよ!採られるのは大嫌いなんですけどネ!笑』

 『笑える!でも、痛いのはヤダからね!!』

Yさん、ルンルンで採血の準備中で返事無し!
聞こえてないらしいのでもう一度

 『痛いのはヤダからね!!

Yさん 『聞こえな~い!』じゃいきますよ~!・・・チクッ!

超笑える!
聞こえないふりして、
とぼけてた!
それも鼻歌交じりで!

お~!痛くない、痛くない。よかったぁ!

 『痛くなかったよ!』

Yさん 『でしょ!』

どや顔して調子に乗って、2本採られた。
やられた!笑

8時15分
朝食です。入院して毎日の食事を写メしてたんですが、見ても全然楽しくないので病院食の画像のUPはやめてます。朝食頂きました。ごちです。

9時50分
看護師さんの交代。今日の看護師は、Nさん。10時25分頃に、8階に移りますので台車お持ちしますとのこと。いよいよ引越しだ!ここの階の看護師さんたちともお別れか・・・!?

重患室に移動

10時25分
Nさん、ゴロゴロ押して時間ぴったしに来てくれた。妻も早めに来てくれて、整理した荷物を台車に全部積んで、いざ出陣。13階から8階に移動です。エレベーターであっという間に8階です。場所は、重患用の個室なので、ナースセンターの近くに位置していました。

8階の今日の看護師はSさんです。重患室の部屋がまだクリーニング中らしいので少し待ちです。しばらくするとクリーニングが終わったらしく入室OK!荷物を運んでくれた13階の看護師Nさん、カラの台車を押して行く。

去っていくNさんの後姿を見て声をかけた。皆さんに宜しくと伝えてね!と。なんか寂しいなぁと思ったら、Nさんは、満面の笑顔と急ぎ足でサッサと元気に行ってしまった。笑

では、いざ個室。8階の看護師のSさんに案内された重患室。聞いてはいたけど、びっくり個室、完全個室!広い広い!急に心配になり思わず、費用はかからないんですよね?と、ついついまた聞いてしまった。

Sさん『はい、かかりません。』

13階の看護師長さんには確認してたけど、やっぱり安心した。差額ベッド代ってすごいからなぁ!

差額ベッドの金額で病気になりそうな話しもあります。こちらです↓
原発性アルドステロン症【検査入院の手続と入院当日の詳細】体験記7
原発性アルドステロン症検査入院の手続きから詳しくお伝えする体験記ブログです。入院手続きで差額ベッド代にビックリして病気になりそう!笑。知らないと大変な入院費を負担してくれるありがたい限度額適用認定証もご紹介します。

 

今日の採血は時間指定で4回ある。朝8時指定の1回目の採血は13階で採血好きの看護師さんに採られたから、8階からの採血時間は、2回目以降の12時、16時、23時の3回で、各30分前から安静にしなければいけない。

早速、持ってきた荷物を整理してたら、13階の看護師のNさんも見に来てくれた。とっても嬉しいです。8階の看護師のSさんは、これから採血があと3回あるので、今ならシャワーは空いてますけど、どうしますか?みんな優しい看護師さん!

入る入る、すぐ入ります。

13階もここの8階もフロアの間取りは、ほぼ同じなので何処にシャワーがあるか、ランドリーが何処かもだいたいわかるので楽チン。

妻が、見に来てくれたNさんに病気のことを聞いている!すると、最近は原発性アルドステロン症の検査入院の人が多いとのこと。実際の手術の場合は、外科の先生が執刀してるとのこと。情報収集。

ちょっと前は障害者総合支援法の対象となっていた珍しい病気なのに看護師さんが知ってるってことがとても安心感につながった。看護師さんもお医者さんも慣れてるってことだろうから!たぶん!

ゆっくりシャワーを浴びて広~い個室に戻ると11時。いや~個室最高!2回目の採血は12時だから、11時30分から安静にしてなければ。

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2回目の採血、失敗!

12時05分
看護師のSさんがトータルでは2回目の採血をしに来てくれた。8階では初めての採血。普段通りにどっちの手がいい?とかアルコールは大丈夫か?とかのあとに、血管を見始めた。

いい血管があるから大丈夫そうですねと言いながら、そわそわしてるように見えたのは気のせい?もしかして新人さん・・・?2本採ってすぐに終わりますからと、安心させてくれたのもつかの間、針を入れてから、数秒の沈黙のあと、

看護師のSさんが『出てこない!』ボソッと独り言。

追加のボソッで『え~?どうしようかな?』のダメ押し。

声は不安そうな小さな声だけど、私には、はっきり聞こえてしまったのでした

それ聞いちゃうと、もう無理!無理!針の場所も痛くなってきたぞ!再度20~30秒の長~い沈黙の後、Sさんが『抜いてもいいですか?』嫌だとも言えないし、素直に『ハイ、どうぞ。』

針は無事に抜けたけど、Sさん少しパニクッてる。『あ~どうしようかな?』『ショックだなぁ!』と。『血管はあるんですよ、ちゃんと!』『私の問題かもしれない…!』血管ジロジロ『さっき採った所じゃ、いやですよね?』とブツブツ!どこでもいいよ~!と言ってSさんに思わず、ガンバレ!と。

スピッツって知ってました?

犬種?ブー。歌手?ブー。

採血を再度チャレンジすることになったSさんが、スピッツ変えますねと言いながら取りに行った。Nさんにスピッツって何ですかと尋ねると、採血用の血液を入れる真空の試験管のことだと教えてもらった。針を1回刺して使ったら交換しなければいけないらしい。

新しいスピッツとやら持ってきた。2回目です。またボソボソ言いながら、

チクッ・・・・・・・・・!

Sさん 『痛いですよね!?』

 『ちょっと痛いな!!(結構痛いけど強がってます)』

Sさん 『え~何で出ないんだろ?』

 『痛い痛い!(ちょっと弱気です。)』

Sさん 『すみません、抜きます!、12時に採らなきゃいけないので、先輩に頼みます。』

と申し訳なさそうに言って、泣きべそかきそう!ガンバレ!失敗は成功の何とか!経験は宝だ!

 

 

ピンチヒッター登場

やって来たのは男性看護師のY氏。筋トレやってるらしく腕が太くていかにもピンチヒッター!腕太いから1発で採れた、さすが。(腕が太いの関係ないし)一件落着!

あとは雑談で、昨日、花火大会に行ったらしい。ここの病院の看護学校を出て、そのままその町に住んでるらしい。花火もやるし、比較的新しい街できれいだし、いい街だ!

そろそろお昼ご飯だけど、私の食事が古巣の13階に行っちゃったみたいなので、Sさんが取りに行ってくれて、少し遅い昼食をいただきです。

3回目の採血

16時00分
3回目、すんなりY氏大成功!腕が太い男性看護師氏ね!失敗したS看護師さんはかわいそうだからフォローしたら、採血って血管の相性があるらしい???

ベテランの看護師さんが採れなかった血管を、新人の看護師さんがあっさり採れたりすることがある。と、違う看護師さんから聞いた。へ~!

採血といえば、病院で一番採血がお上手なのは、何と言っても採血室にいる検査技師?の皆様でしょう!先生や看護師さんとは比べものにならないほどの数の採血を、毎日色々な血管の人から採ってるわけですから。この大学病院に採血室はカウンターが10か所以上ありますが、どのカウンターの人でも痛かったことは皆無でした。

さて、私の今日の残る採血はあと1回!夜担当の看護師のSさん(2回目の採血失敗したSさんじゃないSさん)が来てくれた。夜勤は、明日の朝10時頃までらしい。15時間以上の夜勤だ。疲れるだろうなぁ!ども!

18時30分
血圧です。上が138、下が78、脈が60回。1秒に1回だからタイマーにできる!笑

4回目の採血

23時00分
夜の看護師Sさん、4回目の採血、痛くない。本日ラストの採血。どうもでした。終わった!

 

明日のスケジュール、特に検査は無しだけど、いよいよ大事な明後日のカテーテル、副腎静脈サンプリング検査の準備があるのです。

もうすぐ明日ですので、少々お待ちください!!

続きはこちらです。⇩
副腎静脈サンプリング体験|詳しい方法と前日の準備13』です。

副腎静脈サンプリング体験|詳しい方法と前日の準備13
原発性アルドステロン症が確定して、ホルモンが過剰に出ている方の副腎を特定するための副腎静脈サンプリング体験がいよいよ明日です。検査の方法と工程を詳しく聞き、看護師さんがコマネチやってくれた鼠径部の処理やマーカーなど前日の準備もします。
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