PR
こんにちは、専門的な内容をかみ砕き「わかりやすい解説」を目指す「どんポジ」です!
※当サイトには、アフィリエイト広告等が含まれています。閲覧者様が商品の購入や広告を見ていただくだけで広告主からの収益が発生します。閲覧者様には感謝の念に堪えませんが、当サイトは広告主から収入を得ることで記事内容が左右されることは一切ありません。令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。消費者庁

日本でも7人に1人が【子どもの貧困】改善しない255万人の現状

日本の子どもの貧困のロゴ画像

ピカピカの車が走り、ステキな高層ビル群が立ち並ぶ、颯爽さっそうと行き交うオシャレな服装の人々!まるで映画に出てくるワンシーンのような美しい国、日本!

スーパーやお店に行けば、たくさんの食べ物やあらゆる物が溢れているこんな裕福な時代に、日本の子どもが貧困に悩まされているなんて誰も想像すらできません。

私の子どもが公立中学のソフトテニス部に入部した時のことです。部員の1人がしばらくコートに入れなかったらしいのです。子どもに理由を尋ねると、本来、運動靴だとコートが傷むので専用のテニスシューズを履かないとコートに入れないということでした。

そして、他の部員たちは、その部員の家がテニスシューズを買えな経済状況だと察していたらしく、特にテニスシューズの話しには触れなかったということでした。何か月か後にテニスシューズを履いてコートに入れたと、少し嬉しそうに子どもが言っていたのを思い出します。

年頃のお子さんがいらっしゃる方はよくご存じかと思いますが、制服など入学の準備費用だけでも数万円は必要です。

部活に入れば、よりお金がかかります。中学のソフトテニス部でも、部活用のジャージの上下、試合用のユニフォーム、練習用の上下、ラケット、ラケットバッグ、テニスシューズ、ボール、グリップテープ、帽子、そしてガットも含め多くは消耗品です。

テニスシューズ1つとっても、今は1万円前後は当たり前、ラケットはそれ以上、ガットが切れれば1回数千円・・・!

現実には、しばらくコートに入れないで我慢して辛い思いをしていた子どもが身近にいたのです。想像できないのではなく、想像していなかっただけだと気づき、自分に対して何とも情けない思いをした記憶がありました。

それでも、どうにか部活動ができるだけ、まだいいのかもしれません。好きなことをやりたくても何もできずに我慢している、もっともっと切羽詰まって悲しい思いや苦しい思い、初めから諦めいている子どもがいるのです。

私たち大人がこの状態をどうにかしないといけない、と切に思います。が、日本の貧困の子どもたちは見た目では分からないケースが多く、表面化しにくいのです。

今日は、裕福といわれている日本で悲しい思いをしている「子どもの貧困」の現状を知ろうと思います。『どんポジ』のポジといいます!

日本の子どもの貧困

先進国である日本に子供の貧困は想像できないかもしれません。テレビで見る途上国の子どもたちのように食べるものやキレイな水を飲めない、衣類や靴もボロボロ状態が貧困というイメージが強いと思います。

貧困には「絶対的貧困」と「相対的貧困」という2つの考え方があり、それぞれ簡単に説明します。

絶対的貧困

絶対的貧困とは、生きていくために必要な最低限のものがない状態です。

食べ物がなく、住む家、衣類、医療、教育なども受けられない、途上国によくみられる状態です。

相対的貧困

相対的貧困とは、自分がいる国や地域の平均所得の半分以下で生活している状態です。

2018年度の、日本の貧困線は、年間127万円(手取り)でした。途上国だけではなく先進国でも問題視されているのがこの相対的貧困です。

7人に1人が【子どもの貧困】

厚生労働省が3年に1度公表する、日本の「子どもの貧困率」という指標があります。2018年に発表された子供の貧困率は13.5% でした。これは、前回2015年の調査から大きな改善が見られていない数値です。

「子ども」とは17歳以下の者としており、当時、日本における17歳以下の人口が約1890万人とした計算をすると、子供の貧困数は約255万人に上り「約7.4人に1人が貧困」という現状が浮き彫りになります。

そして、ひとり親世帯の貧困率は、なんと48.3%という高い数値で、ひとり親世帯の子どもは、2人に1人が子どもの貧困状態にあるという驚きの結果です。

日本は3番目の貧困率

2016年、OECD:経済協力開発機構(国際機関)Family Databaseによると、42ヵ国中、
「ひとり親世帯」の日本の子どもの貧困率は、韓国、ブラジルに次いで日本は3番目に高いという結果です。
「ふたり親世帯」の日本の子どもの貧困率は、21番目です。

この数値は「ひとり親世帯」「ふたり親世帯」共に、OECD平均を上回っています。上回っているということは、日本は42ヵ国の中で貧困の子どもの比率が高いということです。

これは、為替レート(米ドル)で換算した2021年の名目GDPで、日本は、米国、中国に次ぐ第3位で、IMFでも、中国、米国、インドに次ぐ世界第4位の豊かな国である日本で起きているの現状なのです。ほとんどの日本人は知らないかもしれません。

1人の子どもとつながる支援プログラム

相対的貧困は見えにくい

途上国では、ボロボロの衣類をまとい路上生活をしている絶対的貧困の子どもたちがいます。日本では見かけることはほとんどありません。身なりも普通に見えて、住む家や食事も最低限の、衣・食・住(それぞれの質は別として)は確保できている家庭が多いのです。

ほとんどの子どもたちは、学校に通えているかもしれません、しかし、それ以上に必要なものが不足しているのです。それは、冒頭でもお話ししました部活動での必要な物や、勉強道具、習い事、塾、など平均家庭の子どもたちが持っているあらゆる部分で不足しているのが相対的貧困なのです。

日本の子どもの相対的貧困は、周囲に気づかれないようにと見えにくい部分を犠牲にしてまでゲーム機やスマホを優先して持っている子どもが見られるため、とても表面化しにくく、貧困状態の子どもと判断するのが難しいといわれています。

剥奪はくだつ指標

見えにくい相対的貧困を可視化するための実態調査の指標です。

具体的な内容の一例は、

  • ○○をもっているか、
  • サイズの合った洋服や靴を買ってもらったか、
  • 部活動の用具をかってもらったか、
  • 行きたい時に病院に行けるか、
  • 誕生日のお祝いをしてもらったことがあるか

などの多くの内容の実態調査を行い、標準的な世帯と相対的貧困世帯とを比べることで、見えにくい相対的貧困の現状を知ることができる指標で、全国の自治体で大規模な調査が行われています。

広範囲の調査を行ったある地域での結果では、新しい洋服や靴を買えない、病院に行かせられないなど、多くの指標が相対的貧困世帯の方が高い数値になっています。

1人の子どもとつながる支援プログラム

スマホは貧困世帯の方が多く所持

標準世帯の子どもより相対的貧困世帯の子どもの方が多くを不足している現状の中で、相対的貧困世帯の子どもの方が多く持っている物がありました。それは、スマホやタブレットなのです。

理由を見ると、相対的貧困世帯は親が長い時間仕事をして家を空けているいケースが多いため、言わば子どもの安全を確認するためのライフラインになっているということです。

また、子供同士のコミュニケーションに欠かせない、自転車やゲーム機なども標準世帯と相対的貧困世帯で、ほぼ同等の水準結果です。

相対的貧困世帯の子どもにとっての自転車やゲーム、スマホは、ただの移動手段や遊具ではなく、集団生活の中で生活していくために必要な物と、捉えてもいいのかも知れません。

相対的貧困世帯の子どもでも、スマホを持てて、自転車やゲーム機も持てているのなら、貧困と言っても大したことがないように感じる人もいらっしゃるかと思います。

しかし、余裕があってスマホや自転車を維持しているわけではありません。優先する分、衣食住にしわ寄せがいき、1日3食の食事を満足に食べられなかったり、靴が小さくて踵を踏んで履いているなど、生活が逼迫ひっぱくしているのです。

世帯収入と子どもの学力

世帯の収入による子供の学力格差も数値に現れています。スポーツや勉強など、やりたいことが世帯の所得によって制限されることで、格差が広がっていきます。

そして、その格差が本人のやる気も奪い、自分に対して否定的な考えを持ち、負のスパイラルとなって、貧困状態が連鎖していくといわれています。

世帯収入と子どもの学力データ画像

まとめ

ひとり親世帯の子どもの2人に1人が貧困状態にあるということ。その数字は、OECD42カ国中の貧困率が3番目というショッキングな現状を知りました。

現在の日本で、周りの友達たちと同じように生活できていない子どもたちが255万人もいるのです。世界中には、3億8500万人の子どもが極度の貧困下に暮らしています。

【子どもの貧困 現状】私たちにできることは、まず知ることから

【子どもの貧困 現状】私たちにできることは、まず知ることから
世界中で3億8,500万人の子どもたちが極度の貧困状態で毎日を生きています。私たち皆ができることは、まず現状を知ることが第一歩だと感じました。子どもの貧困の現状からSDGs(持続可能な開発目標)などの国際的な組織の取組みもご紹介します。

近所の知り合いが、子ども食堂の準備をしています、ハンディキャップの人たちが気軽に立ち寄れるお店を出しているご夫婦、ユニセフや国内外の支援を行う1人の子どもとつながる支援プログラム などに、個人的に寄付をする人々、大勢の人たちが、この現状をどうにかしたいという思いから多岐に渡り活動しています。

しかし、自然災害、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)などのパンデミックや紛争が起こると、一変して、弱者にしわ寄せが及びます。

せめて、人災、ヒューマンエラーは、あってはならないことだと誰もが知っているはずなのです・・・!命より大切なものは、ないのですから!

最後までありがとうございました。
「どんな時もポジティブに!」の、どんポジでした。

参考文献 ありがとうございました
厚生労働省 2019年国民生活基礎調査の概況 貧困率の状況
OECD Family Database(経済協力開発機構)
国立大学法人お茶の水女子大学 「 世帯収入と子どもの学力 」

タイトルとURLをコピーしました