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基礎から分かる高血圧|怖い思いをしないと実行できない高血圧予防ベスト5!

心臓は、ドクンドクンしながらポンプのように、1日に約7,200ℓの血液を全身に送り出しています。普通のドラム缶やお風呂の湯船が約200ℓとすると、ドラム缶36本分、お風呂だと36杯分です。ビックリ仰天です!

今日は、そのビックリ仰天に関わって来る、血圧の話しをわかりやすく解説する内容と、高血圧の原因や、改善が見られた予防体験の具体的な内容をご紹介したいと思います。

私は、高血圧が原因で脳出血を起こし、只今右半身麻痺の後遺症が残っています。脳出血を起こす前に高血圧の怖さを知ることができて、予防になる食事の摂り方や生活習慣を少しでも改善できていれば、脳出血を経験しなくてよかったかも~!と思います。

・・・が、血圧が少々高くても、元気(?)な毎日を送っている時に、予防とかは中々できないものですよね!(できないものでした!笑)『どんポジ』のポジといいます!

少しでも高血圧の症状が生活に緊迫してくれば話しは変わってくるのですが、大した症状がなくて血圧が少し高いだけじゃ、ほったらかし状態でズルズルと!しっかりサイレントキラーです!

今、この記事を読んで頂いている方々は、高血圧や脳出血のことが少し気になっている方が多いと思います。そんな訳で、これも何かのご縁と諦めて、じっくり読んで頂いて、ご自身の改善のきっかけになればなぁ!と思っています。

実は、私の高血圧は原因がハッキリわかる二次性高血圧で、以前は障害者総合支援法の対象となっていた原発性アルドステロン症( Primary aldosteronism=PA)という病気だと判明しました。一般の高血圧(本態性高血圧)と二次性高血圧の両面から、高血圧の原因や予防などの話しをわかりやすくご紹介します。

すぐわかる【原発性アルドステロン症】実例を交えた体験談解説

すぐわかる【原発性アルドステロン症】実例を交えた体験談解説
この体験談ブログは原発性アルドステロン症はどんな病気?症状は?遺伝するの?など多くの不安を、原発性アルドステロン症が完治した私の体験談と専門医の正確な学術情報を詳細にわかりやすくまとめた原発性アルドステロン症体験談解説ブログで解決します。
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脳出血で緊急入院!

忘れもしない3月25日です。原因は高血圧でした。今まで、少々高めの血圧を自覚していましたが、特に具合が悪いわけではないし、元気だし、たまに測ると160位だったような記憶です!

体力にも自信はあったので、バリバリ仕事も頑張っていたのですが・・・いきなり来ました。メェ~~~!です。

皆さまは、なるべくこのような経験をしない方がよろしいかと思います(笑)ので、少しだけ高血圧の話をします。なるべくわかりやすく簡単にです。

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血圧とは?わかりやすく

脳出血ホースの破れ画像

血液は、心臓から全身に流れ出る時や、心臓に戻る時に血管を通ります。その血管の壁を血液が押す力血圧と言い、その力が常に高い(強い)状態が高血圧となります。

例えば、水道の蛇口(心臓)を開けて、ホース(血管)に水(血液)を流す時に、ホースに加かる水圧(血圧)が強いと高圧(高血圧)です。

車やブロック塀、定期的に行うマンションの排水管の掃除など、高圧洗浄機で洗うと勢いがあるから綺麗になります・・・が、

我が家のように古いマンションは、排水管(血管)も老朽化して油やゴミなども詰まっていて、(脳梗塞みたいですね!笑)高圧洗浄の強い水圧に負けてしまい、排水管に穴が開いてしまうことがあります。

穴が開いてしまうと、そこから水(血液)が流れ出し、水漏れしたり、室内の壁を汚したり周りに被害を及ぼします。それがもし頭の中だと、漏れた血液が脳の神経細胞などを圧迫して障害が出て、後遺症が残ります。私が体験した脳出血のように!

家族が後遺症を軽くする!の記事です。

脳出血の右半身麻痺を体験|家族のある行動が後遺症に影響?2

血圧の上 下って、何?

冒頭でも少しお話ししましたが、心臓はポンプのように、収縮(ギュッと絞まること)と、弛緩しかん(だら~っと緩むこと)を一定のテンポで繰り返し、1日に約7,200ℓの血液を全身に送っています。また言います、お風呂約36杯分です。笑!スゴ!

心臓を打つ回数は、1分間の大人の平均を70回とした場合、1日で約10万回もドクンドクンです。心臓!お疲れ様です。

ギュッと心臓が収縮した時は大量の血液が出て行き、血管にも大きな圧力がかかります。この状態が、上の血圧(収縮期血圧・最高血圧)です。

逆に心臓が緩み血液が戻っている時は、血液の流れは穏やかで血管にかかる圧力も小さくなります。この状態を下の血圧(拡張期血圧・最低血圧)と言います。

じゃぁ、どれくらいの血圧が高いの?低いの?

一般的には、常に、上が、140以上。下が、90以上が高血圧。と、日本高血圧学会は定義しています。糖尿病や慢性腎臓病の場合は、130/80mmHg、75歳以上は140-150/90mmHgとしています。上だけが、140以上でも高血圧。下だけが、90以上でも高血圧と定義しています。

この数値、昔の高血圧症の数値と比べると、定義がだんだん下がって来ているのですが、何でかなぁ?!私は、かかりつけ医にも、大学病院に入院した時も、血圧が140台で血圧が高いとか高血圧です、なんて言うドクターは一人もいませんでした。学会によっても違う見解があるようなので、少し調べてみようと思います。わかったら記事にしてご報告します。

せっかくなので血圧の単位を書いておきます。

普段私たちの、130の80とか、数字だけの血圧の表現で何の問題もなく話しは通じますが、血圧の単位は、mmHgです。呼び方は、ミリメートルエイチジーまたは、水銀柱ミリメートルと呼ばれます。

血圧計は、もともと水銀を使っていて、その水銀の柱を何ミリメートル押し上げたかで血圧を計っていました。mmHgの、mm(ミリメートル)は高さです。何の高さ?ハイ、水銀です。水銀は、Hgです。よって、単位は、mmHgです。

もひとつおまけに書いておきます。

ざっと言うと、2013年10月に国際条約で、『水銀に関する水俣条約』が熊本県で採択され、水銀血圧計・水銀体温計は2021年1月1日以降の製造・輸出入が禁止になりました。(既に、ほとんど見かけませんが・・・。)

高血圧の原因は?

高血圧の原因は大きく分けると、本態性(ほんたいせい)高血圧(一次性)と二次性(にじせい)高血圧の2つがあります。

本態性高血圧とは

日本人の高血圧患者約4,300万人の約85%~90%を占めるといわれている高血圧が、この本態性高血圧です。生活環境因子や遺伝因子、加齢などが複雑に混じり合って発病し、原因が明らかにされていない高血圧です。

生活環境因子の影響は約50%~70%で、塩分の摂り過ぎの食事や運動不足、アルコール、肥満などがあると考えられています。

もうひとつの遺伝因子の影響は、両親共に高血圧の場合は約50%で、どちらか一人が高血圧の場合は30%ぐらいの確率で子供も高血圧になると言われています。ですので、親が高血圧だとしても、子供も必ず高血圧になるとは言えません。

生活環境因子の改善を若いころから意識すれば防ぐこともできると言うことです。高血圧に限らず、子供や孫たちにも、親や祖父母の病気の経歴や体質を伝えておくことも大切です。病院の問診で、家族の病歴もよく聞かれます。

二次性高血圧とは

ホルモン(内分泌器官)や腎臓、血管、心臓などの病気が原因で血圧が上がり、原因が特定できる高血圧です。

主に、
  1. 原発性げんぱつせいアルドステロン症(私の高血圧の原因の病気です。)
  2. クッシング症候群
  3. じん血管性高血圧
  4. 腎実質性高血圧
  5. 褐色細胞腫かっしょく さいぼうしゅ
  6. 大動脈炎症候群
  7. 大動脈縮窄症しゅくさくしょう

などがあります。

高血圧の治療は?

本態性高血圧二次性高血圧では治療が違います。症状はほぼ同じなので、血圧が高いとほとんど普通(本態性高血圧)の高血圧と診断されます。そして降圧剤がド~ンと処方され、一生?飲み続けるのが普通のパターンです。

本人はもちろんこの違いはわかりませんが、ドクターも、血圧が高いイコール本態性高血圧、だろうと無意識に決めつけているように感じます。二次性高血圧は珍しい病気なので、ドクターの意識も低いようで、実際、私は2回もスルーされました。笑!(2か所とも、まずまず大きな病院です)

二次性高血圧の検査を必ずおススメ

二次性高血圧の初期の疑いは、個人病院でもできる簡単な血液検査から分かりますので、普通のパターンでただの高血圧で流されるのではなく、二次性高血圧を視野に入れた検査を必ずおススメします。

おススメの理由

一般の高血圧と思い込み降圧薬を飲み続け、本当は二次性高血圧で他の病気が隠れていた場合、その病気の治療はされずに、その病気による怖い合併症が近づくことになります。

特に薬でコントロールがうまくできない場合や、若い人が急に高血圧になった時などは、二次性高血圧(他の病気があって、その病気が血圧をあげている)の確率が高いといわれています。

私の場合、個人病院の先生が『原発性アルドステロン症』を見つけてくれたので本当に感謝しています。命の恩人です。

私の二次性高血圧の原因だった、原発性アルドステロン症のすべてが分かります。
すぐわかる【原発性アルドステロン症】実例を交えた体験談解説です。
すぐわかる【原発性アルドステロン症】実例を交えた体験談解説
この体験談ブログは原発性アルドステロン症はどんな病気?症状は?遺伝するの?など多くの不安を、原発性アルドステロン症が完治した私の体験談と専門医の正確な学術情報を詳細にわかりやすくまとめた原発性アルドステロン症体験談解説ブログで解決します。
かかりつけの女医先生が原発性アルドステロン症を見つけてくれた内容がこちらです。
アルドステロン+レニン+カリウム+CTに影=大学病院に検査依頼6
アルドステロン+レニン+カリウム+CTに影=大学病院に検査依頼6
かかりつけの女医先生に高血圧の引き継ぎだけのつもりが、血液検査でアルドステロンが高く、レニンとカリウムが低い+CTの影アリで、原発性アルドステロン症の疑いが濃くなり大学病院で原発性アルドステロン症の確定検査をすることに。マジか!

本態性高血圧の治療は、

生活習慣を第一に改善する必要があります。減塩、運動、減量、禁煙、節酒などの改善治療と状況により降圧薬も用います。

二次性高血圧の治療は、

原因になる、それぞれの病気の治療を行い血圧が正常化すれば降圧薬も中止できます。因みに私の原発性アルドステロン症の治療は、スパッと副腎の全摘です。

高血圧って怖いの?

ハイ、怖いです!!私は数年前から血圧が高目なのは知っていましたが、特に症状もないのでほったらかしておりました。倒れるその日まで仕事もバンバンやっていましたが、急に来ました。いきなりです。緊急入院です。高血圧が原因の脳出血です。

詳しくは、脳出血の体験記へ!

脳出血【突然!三つの初期症状|見逃すと大変】入院体験記1
実は脳出血(脳内出血)の前兆(初期症状)だった体験記です。字が書けない!が最初でした。血管が破れ、流れ出した血液が固まって脳細胞を圧迫し麻痺や障害を起こし始めます。この初期症状である前兆をいかに早く気づけるかで人生が大きく変わり・・ました。笑

特別な自覚症状がないため、サイレントキラーと呼ばれているのを実感です。また、血圧が高いと、脳卒中・心血管病・腎臓病などと深く係わる病気の原因となり、血圧が高くなるほどに、脳梗塞や脳出血(脳卒中)の発症頻度も高まります。

血圧が低めの、120・80より低い人と、正常値130~139・85~89の人を比べると、約1.7倍発症頻度が高くなるそうです。高血圧140~159・90~99の人は約3.3倍、180・110の人と比較すると約8.5倍と、血圧が高くなるにつれて脳卒中のリスクも急上昇します。それも、サイレントです。

私は、たまに測ると高い時でも160前後の血圧でしたが、入院した時は、200を軽く超えていたそうです。高血圧自体の自覚症状が目立たない分、高血圧はとても怖い症状です。

おまけに、私の場合は自営業なので大丈夫、大丈夫と、一度も検診を受けたことがありませんでした。笑

怖い思いをしないと実行できない高血圧予防ベスト5!

高血圧予防の話題はたくさんあります。たくさん情報はあっても意識が低いとまったく響いてきません。予防は、意識の問題なのです。世間が言ってることは、もっともだけど、怖い思いをしないと実行できない高血圧予防ベスト5!改善できた私の予防体験です。

1.普段から薄味!

ホントにすぐ慣れます。

  • お醤油をたくさん使わない!
    特にお寿司を食べる時、醤油をシャリ(ご飯)にべチャッと付けない。要注意
  • 味を濃くしない!
    癖で、食べる前に、お塩や醤油や豆板醤、マヨネーズ、などを足して、濃い味にしない!
  • 肉の脂身を好んで食べない!
  • ラーメン・うどん等のスープを全部飲まない!(作ってくれた人への礼儀だとかいって全部飲まない。笑)
  • 野菜を多めに食べる。(なるべく先に食べる)

2.体を動かし、適度な運動をする事。(太らない)

・私の場合の一押しは何と言っても、ウォーキング!効いてます。できれば早歩きを、20分位取入れたウォーキングが本当によく効いています。(担当のお医者さんに相談してみてください。)

3.ストレスを貯めない事。

・ストレスが無くなることは無いと思います。いかにストレスを減らすか、考え方を変えるか!とても難しいことですが、はっきり分かってることは体を壊してまで(命と引き換えに)やることは何も無い。と言うことでしょうか!私は危うく命と交換するところでした。ヤバ!笑

・一般にストレスと言うと、仕事のストレスを思い浮かべますが、家族間とのストレスも身近なだけに、とても大きく影響します。家族は、病気をした本人の原因は仕事のストレスだと決めつけずに、家族みんなで色々と自分自身を見直して見るのも必要かもしれません。できれば、倒れる前に・・・。

4.暴飲暴食ダメ、タバコダメ

今まで私は、食事は満腹になるのが当たり前、目一杯食べるのが当たり前でした。それも、元気なので食べたいものを目一杯。毎日動き回る仕事が多いので、そんなに太ってはいませんが痩せてもいません。

お酒は昔から飲めない体質だったので飲みませんが倒れる少し前から、体に良いとテレビで見て、毎日、赤ワインを小さなグラスに一杯飲み始めていた矢先に、脳出血で撃沈しました。

関連性は無いでしょうが、わざわざ飲む必要もないので、それ以来、また一切飲んでません。煙草も止めてから15年は経ちます。高血圧には何でも過ぎる事は気をつけた方がいいようです。食べ過ぎ、飲み過ぎ、イライラし過ぎ、働き過ぎ、無理し過ぎ、・・・。高血圧に限らずですね。笑!

5.お菓子やジュースを控える事。

スナック菓子や糖分のオンパレードのジュースなどの飲料も良いわけないですね。お菓子や飲料は毎日の習慣になりやすいので、一切食べないのではなく、食べる物を少し考えて見るという方が、予防は続くと思います。

以上、高血圧予防ベスト5は、少し血圧が高くても元気だから大丈夫、大丈夫と言い続けて、予告なしに脳出血を起こしてしまった私の体験です。

私の場合、高血圧の原因は原発性アルドステロン症ですが、長く症状があった場合、生活習慣からの高血圧(本態性高血圧)の可能性もあるので、この機会に生活を改めようと考えています。

どうか、皆さんはこんな経験しないように!

病気になってから大変な思いをするよりも、病気にならないように気をつける方がずっと楽です。

怖い思いをした私の口癖です。笑(家族にも怖い思いをさせてしまった私です。ゴメン!)

今は、ベスト5を全部クリアしています。(遅すぎー!笑)やってみると、そんなに大変なことでもなかったです。(もっと早くからやっておけばよかった!!!)こんな私でもクリアできたので、血圧が少し高めの『あなた』は、チャチャッと予防できますよ!

私が、家族のことを真剣に心配して、元気でいて欲しいと願うように、あなたのことを、真剣に心配している人がいます。

予防をして下さい!損することは、何ひとつありません!

メリットばっかりですから!

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