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こんにちは、専門的な内容をかみ砕き「わかりやすい解説」を目指す「どんポジ」です!
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【高血圧で心臓がパンパン】原発性アルドステロン症 49

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私は、かなり昔から原発性アルドステロン症を発症していたようです。実は、原発性アルドステロン症で一番の共通している合併症である高血圧に心当たりがあるのです。『どんポジ』のポジといいます。

高血圧もサイレントキラーといわれるぐらい自覚症状が無いのですが、高血圧の合併症の症状として肩凝りや頭痛があります。私は、その肩凝りや頭痛がとても辛かったのです。肩凝りは首の後ろに熱を持っているような感じで頭痛を伴います。毎日毎日続きました。

生活や仕事にも支障が出そうな時は、コマーシャルでお馴染みの「風邪に○○○○!」という薬を半分位飲むと、とても楽にはなっていましたが、2~3日続けて飲んでしまうと頭がボーっとして、治るのに数日かかった記憶があります。今考えると、なんて無謀なことをしていたんだと、ゾッとします。笑!

その時は、ただの辛くて重い肩凝りだと思っていたのですが、今思えば高血圧が原因だったようです。その理由はといいますと、原発性アルドステロン症の治療をして原発性アルドステロン症が完治したことで、二次性高血圧も完治すると、その辛い肩凝りも頭痛も消えたからなのです。

昔から原発性アルドステロン症が静かに発症し高血圧も合併していたようです。その高血圧の影響を長年受けており、ついに私は脳出血を引き起してしまったのです。もちろん、この原発性アルドステロン症が原因の二次性高血圧で、その二次性高血圧が脳出血を引き起したのです。

今回は、定期的な血液検査の際に、胸の異常を相談してレントゲンを撮ったのですが、今日の画像と脳出血で緊急入院した時に撮っていた心臓のレントゲン画像と比べたら、脳出血の時の心臓がパンパンになっていたのがわかりました。

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原発性アルドステロン症を疑った3つの要因

脳出血で緊急入院した急性期病院からリハビリ専門の病院に転院し、その後、脳出血後の高血圧管理のため、地元のかかりつけの女医先生にバトンタッチをしました。その病院で新たに行った血液検査の結果と引き継ぎのデータから、原発性アルドステロン症を疑う要因が3つありました。

1.カリウム

リハビリ専門病院からの引継ぎで処方されていた薬にアスパラカリウムというカリウムを補充する薬が出されていて、リハビリ専門病院での血液検査でカリウム値が低かったこと。(低カリウム血症は、原発性アルドステロン症にある特殊な症状ですが、現在は、カリウム値が正常値でも発症することがわかっています。)

2.アルドステロンとレニン比

かかりつけ医院で、カリウム値が低かったことで原発性アルドステロン症を疑った先生が血液検査で、アルドステロンとレニン比をオプションで調べると疑いが濃くなったこと。(アルドステロンもレニンもホルモンの一種です。)

3.CT画像

疑いが濃くなったので、かかりつけの先生の指示で撮ったCT画像の副腎に腫瘍が写っていたこと。それをきっかけに大学病院での検査入院が始まり、原因である腫瘍を取り除いたのです。

しかし、何といっても、かかりつけの先生がピンときて原発性アルドステロン症を疑ってくれたことが一番です。原発性アルドステロン症は疑わないと見つからない病気なのです。

もし、かかりつけの先生が疑いを持たずに、そのまま高血圧の薬だけの処方を継続していたら原発性アルドステロン症の治療はされないまま、原発性アルドステロン症の合併症である脳卒中や、心肥大、心房細動、冠動脈疾患、心不全などの脳、心血管などの合併症爆弾をいつ爆発するかも知らずに背負っていることになります。心臓にも怖い合併症です。

それも、普通の高血圧(本態性高血圧)よりも合併症が発症する確率が高くなる二次性高血圧なのです。

原発性アルドステロン症のすべてがよくわかる記事です。

いつ合併症爆弾が爆発してもおかしくない状態を知らずに生活していることを想像すると、ゾッとします。(っていうか、私の場合は脳出血はすでにやっちゃって、ゾッとしちゃいましたが!笑)先生には本当に感謝しています。

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高血圧で心臓がパンパン

心臓の画像
4月9日
先生とのリアル会話です。

先生
クレストールをいつ止めたんだっけ?

私が飲んでるクレストールのジェネリック薬でロスバスタチンという
コレステロール薬のことを言ってます。


2月に鼻血が出た後から飲んでないです。14日から!
ニフェジピン(アダラート)も12月から止めて、足がつるのも無くなって来た感じがするんですが!

鼻血の内容はこちらです。

先生
血圧はどう?


120前後で、下が70~80位かな!

先生
半年、1年、経って、やっと安定したね!


やっぱり原発性アルドステロン症だったんですね!大学病院の内分泌内科の先生は副腎取っても私の場合は高血圧は残るだろうって言ってたけど、ホント治って良かった!

じわーっと戻って来る、高血圧!

先生
そうだね、じわーっと戻るんだね!よかった!
で、コレステロールと腎機能はまた別問題なので今日も後で血液検査をしてってね。電解質はもう大丈夫だと思う、アルドステロンの影響だったからね。

電解質って、カリウムのことを言ってます。
ちょこちょこある胸の痛みも相談してみました!


半年前ぐらいからか、この辺(左胸の少し上)が痛いというか、苦しい?何というか?違和感があるときがちょくちょくあって、深呼吸をゆっくり何度かすると治るんですが!何でしょう?

先生
心臓はもっと下だけど!昔に撮った時よりレントゲンの心臓が微妙に少し大きくなってるね!血圧が引くと心臓が少し縮むはずだからレントゲンを撮ってみる?

パソコンにある以前のレントゲン画像を見ながら、言ってます。

心臓が大きい?

高血圧が原因で血液を送り出すのに負担がかかって、心臓の筋肉が厚くなって心臓が少し大きくなり、心臓の機能が低下してくる状態を心臓肥大といい、病名ではありません。


え~そんなことあるんですか?高血圧で心臓が大きくなっちゃったってことですか?

先生
そう、血圧上がるとね少し大きくなるから、血圧が下がって安定してればまた縮むから。

レントゲンを撮っています。
レントゲンの結果はすぐ出ます。

心臓の大きさをレントゲンで見る

レントゲンの結果です。

先生
これが今日の写真で、前回の写真がこれなんだけど、これはいつのかなぁ?え~っと、アレッこれはうちで撮ったのじゃないなぁ!何だろう?


先生これは、脳出血で入院した時に撮ったディスクのデータを先生に渡してパソコンにコピーした時のじゃないかな?

先生
そうだ、そうだ3月26日って書いてあるね!


倒れたのが3月の25日だから、次の日に撮ったやつだ。次の日にレントゲンとかMRとかいっぱい撮った記憶がある!

先生
その時のレントゲン写真だね、心臓パンパンだよ!高血圧でこれだけ心臓が腫れてたんだ。心不全にはなってないね。あれから手術をして1年半でここまで縮んだんだね。


この今の心臓の大きさは正常ですか?

先生
ほぼ正常だね。


良かった~!レントゲン写真を目で見てすぐわかるくらい大きくなるんですね!

先生
それだけ血圧って心臓に負担がかかるんですよね。圧がかかってるから、必死で動かないといけないんで!えっ、でも、これってレントゲンは寝て撮ったの?立って撮ったの?手は上げてるよね?


え~~~!どっちだったかなぁ?覚えてない!

先生
撮った時立てた?


えー覚えてないけど?次の日だからなぁ!

先生
レントゲン室に行った記憶ある?病室で撮った?臥位(がい:寝た状態)だと大きくなるんだけど!


レントゲン室に行ったと思うけど、立って撮ったか寝てたかは覚えてない!

先生
だって、急性期で麻痺きたんでしょ?もしかしたら臥位かも知れないなぁ!急性期はベッドに寝たまま撮るから、そしたら心臓は大きく見えるんだよね!


たぶん、ベッドでは撮ってないと思うんだけどなぁ!寝て撮ってたら、心臓デカくなるの?

先生
寝て撮ると心臓の大きさは全然変わるよ。まっ、だいぶ縮んだよね!まっとにかく、正常範囲になってますから。違和感があるって言ってた、左上の場所には何もないね。


とりあえず大丈夫?

先生
心臓とか肺は異常ないです!


心臓とか肺が大丈夫なら、まっいっか。笑!で、先生!副腎とか腎臓ってのはコレステロール以外で特に気を付けることってある?

先生
気を付けようがないね!塩分を控えとくだけだね。

マジか!


前も聞いたけど、1日1杯ぐらいとかのコーヒーは?悪い物ならなるべく取り除こうかと思ってて、一か八かの賭けなら止めようかなと!

先生
それはない、飲んで大丈夫!ぜんぜん大丈夫よ!

この前(体験記35)みたいに、また後で先生から、
『余計なことはしないの!』って言われませんように!

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高血圧のあなたへ!

過去の記事でもお勧めしたことがありますが、高血圧の方、再度しつこく簡単な血液検査を1度お勧めです。笑!原発性アルドステロン症は、以前は障害者総合支援法の対象となっていた病気だったので、今でも原発性アルドステロン症の確率はとても低いのですが、騙されたと思って、1回だけチクッ!笑

なぜ血液検査を勧めるのか?

1.特別な症状を示さない場合が多い病気なので、前記したように疑わなければ見つかりません。少しずつ個人病院などにもこの病気が周知され始めて検査の機会が増えてきたので、患者が見つかる数も増えてきているようです。私も個人病院で原発性アルドステロン症がヒットした一人です!

2.検査も費用も手軽なので、高血圧の薬をもらいに行ったついでにチャチャット検査ができます。

3.脳出血をやる前にわかるとイイです。私だったら騙されてみます。だって、その血液検査で脳出血やる前に原発性アルドステロン症がわかって治療できていれば、脳出血を防げたわけですから、私の場合は迷うことなくぜんぜん騙されてみます。タイムマシンがあればの話ですが・・・!笑

検査をしていない人がたくさん!

高血圧の人の中に、まだまだ気づいていない人が相当数いると予想されています。

原発性アルドステロン症の他の合併症もとても大きなリスクを持つ病気です。私は脳出血の初期症状が出てから、比較的早めに急性期病院に行けて、出血も少なくリハビリも狂ったように専念できたのです。運良く今は、右半身麻痺があるだけですが、とても恐ろしい経験をしてしまいました。怖がらせてスミマセン!ほとんどの人は大丈夫!・・・だと思います!笑

人生初のマイッタ内容はこちらです。リアル内容です。

私のように後遺症が軽くても生活が変わってしまうので、ダメもとで1回のチクッ!の方が、断然お得です。笑!

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