急に「ざわざわ」したり「ドカドカ」して気持ちが落ち着かない症状が現れてから、徐々に頻繁になってきました。何とも言えないあのイヤ~な胸のざわざわ、ドカドカです。笑
当初は、心臓が原因かもしれないと自分で不安を煽っていたので、元々心臓が専門のかかりつけ医と元総合病院に在籍していたドクターの2か所の診察を受けましたが、2カ所とも心臓は大丈夫との所見です。
ドクターと色々話しを詰めていくと、原因が「ストレス」という言葉が出てきたのですが、私も特に「ざわざわ」や「ドカドカ」のような気持ちが落ち着かない気分になるので、精神的なストレスの影響かもしれないと、想像はしていました。
心臓は大丈夫なようなので、今度はストレスという違う角度から「ざわざわ」を考えることにして、調べていくと、確かにストレスからの症状で「ざわざわ」があるのです。
そして、そのストレスは私たちの体にある生命維持に必要な「ホルモン」が影響していることもわかってきました。
今日は、心がざわざわする 落ち着かない症状に、ホルモンがどのような影響をしているのかを調べた結果、ホルモンが大きな原因であれば、ホルモンの改善で「ざわざわ」「ドカドカ」が治るのではないかと思ったのです。『どんポジ』のポジといいます!
心がざわざわする 落ち着かない原因はホルモンが関与
ドクターの所見にもありましたように、自分が不安な時の状況を客観的に見つめ直し、そもそも「ざわざわ」や「ドカドカ」「ふわふわ」(「ふわふわ」が1つ増えました。笑)は、何かしらのストレスが原因で気持ちや気分に影響を与えた!としたところからスタートです。
このご時世、全ての病気は「ストレスが原因!」と言っても過言ではありません・・よね。笑
そして、調べていくうちにストレスの感じ方は、私たちの体にあるホルモンのバランスが大きく影響していることがわかってきたのです。よく耳にする「ホルモン」ですが、あなたもたくさんの「ホルモン」の名前をご存じかと思います。
例えば、ハツ、レバー、センマイ・・・イヤイヤ違いますよね!すみません。笑
アドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミン、セロトニン、ステロイド、エストロゲン(女性ホルモン)テストステロン(男性ホルモン)、ヒト成長ホルモン、メラトニン、コルチゾール、インスリン、オキシトシン、トリプトファン・・・etc
私たちの体には、100種類以上のホルモンが、体のいたるところで働いてくれています。
- 「塩分や水分が多いから少し減らそう」とか
- 「あのホルモンとこのホルモンのバランスがおかしいから治そう」とか
- 「やる気を出してやろう」とか
- 「ストレスが来たからガードしよう」とか、
外からの影響があっても常に身体が安定した働きができるようにホルモンが調節をしています。
逆に考えれば、このホルモンの働きである調節が崩れると、塩分などの電解質のバランスも取れなくなり、やる気も出してあげられず、ストレスの防御もできなくて、気持ちの安定もバランスが崩れて、イライラしたり攻撃的になったりします。
人によってストレスの感じ方や受け方も違えば、考え方や状況も大きく違います。本人の状態もその時々で変わっているので、同じストレスを受けても前は平気だったのに今日は「ざわざわ」したという経験(私です)もあるように、ホルモンの働きによってもストレスを受ける感じ方が変わってきます。
ホルモンのバランスが崩れてしまうと、心身ともに大きな影響を及ぼしてしまうのですね!
「ざわざわ」や「ドカドカ」「ふわふわ」などの落ち着かない症状の原因にホルモンが関与しているのは間違いなさそうです。それでは、今度はホルモンを解体していきます。
「ホルモン」って何?
「ホルモン」とは、体のさまざまな働きを調節するために、血液によって全身に運ばれたり、近くの特定の部位(標的組織・標的器官)で作用する情報伝達物質です・・・が、一方で、食べた物から直接脳内で作られ、脳(神経)に働きかける「神経伝達物質」の働きも、持ち合わせています。
えっ! ホルモン? 神経伝達物質? ???って、なりますよね!笑
わかりやすくいうと、2つ共、生体内の情報伝達物質であり、その物質がどのような働きをしたのかで、ホルモンに属するのか、神経伝達物質に属するのかが変わるのであって、物質によってこれはホルモンだとか、神経伝達物質だとかに決まっているわけではないと、脳科学の研究と薬理学を専門とする教授も述べています。
例えば、幸せホルモンとして有名なドパミン(ドーパミン)の場合、微量なドパミンが1つの神経細胞に対して伝達に働いた場合は「神経伝達物質」ですが、ドパミンが大量に放出され血液に乗って多くの細胞に働いた場合は「ホルモン」となるようです。
神経伝達物質って何?
神経伝達物質を簡単に解説すると、感情や思考、つまり楽しい、悲しい、の気持ちを生み出す「脳」など、他の神経細胞や筋肉などに、興奮させたり、抑制させたりする情報を伝達する化学物質です。
神経伝達物質の働きが正常であれば、精神状態も安定した状態が保たれます。
逆に言えば、神経伝達の働きが何かの原因で乱れてしまうと、感情、思考などの精神状態を正常に保てなくなり、過剰な不安や興奮が現れたり、うつ症状などの精神神経系の症状が生じると考えられています。
神経伝達物質の量が過剰でも、不足でも、精神状態は正常ではなくなってしまうのです。
ざわざわに影響する物質
それでは、精神面に影響を与えているホルモンや神経伝達物質の一部を挙げてみますが、ご存じの名前が多いと思います。
これらの、ホルモン・神経伝達物質は、やる気ホルモン、怒りのホルモン、幸せホルモン、集中ホルモン、などと、それぞれが呼ばれています。とてもポジティブな響きですが、先述しましたように何かの原因でこれらの物質が過剰に出てしまったり、不足したりすると、次の様な、精神神経系の症状や病気が生じてしまうと考えられています。
うつ病、パニック障害、総合失調症、パーキンソン病、依存症、総合失調症、強迫性障害、過覚醒、不安障害、ADHD(多動性障害)、依存症、神経症、不安、緊張、イライラ、疲労感、気分の落ち込み、向上心低下、攻撃性、意欲の低下
やはり関与していたホルモン・神経伝達物質
調べた結果、ざわざわしたり、落ち着かなかったり、イライラしたり、やる気が出なかったりするのは、ホルモンや神経伝達物質が深く関与していることがわかってきました。
今まで、ストレスや心配事が原因でざわざわしていると思っていましたが、その、一歩前の段階で、ホルモン・神経伝達物質が、気持ちを抑えたり、煽ったりして気持ちを左右していたのですね。
これらのホルモン・神経伝達物質を正常に保つことも意外と簡単にできることもあるようですので、まずはそこから改善する考え方にすると、とっても楽になるかもしれません。楽になりました。笑!
まとめ
ホルモンや神経伝達物質は、うつ病、パニック障害、パーキンソン病などの病気に深く関与していることもわかりました。
それならば「ざわざわ」「ドカドカ」を楽にするにも、ホルモン・神経伝達物質のバランスを保てるような、そして崩さないようなことを考えていけば、いいのでは・・・と、思いました。その方向で、次の作戦を錬ってみます。
最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。
どんな時もポジティブに!の「どんポジ」でした。
参考文献
脳科学・脳の健康「脳内ホルモン」は存在しない!神経伝達物質とホルモンの違い
一般社団法人 日本健康倶楽部 神経伝達物質
厚生労働省 こころの耳 神経伝達物質
一般社団法人 一般の皆様へ ホルモンについて