原発性アルドステロン症の副腎摘出手術をしてから半年が経過しての血液検査で、カリウム(K)が高くなりすぎて高カリウム血症となり、クレアチニン(Cr)とLDL(コレステロール)も高くなってしまったので再検査を受けることになりました。
再検査までのこの1か月間、数値を下げるため食事療法を始め有酸素運動など真剣に取組んできました。『どんポジ』のポジといいます。
カリウム・クレアチニン・LDLの再検査結果
4月7日
ほぼ1カ月が経ったので昨日血液検査を再度受け、その結果を聞きにかかりつけの女医先生の所にやって来ました。いつもの、どうもどうものご挨拶の後に、いきなり先生がカリウムが下がったわよ!と、イスに座る前に教えてくれました。
マジか!!!やったね!
カリウム値、5.2に下がった
私もコピーしてもらった検査結果表から急いでカリウムの『K』を探すと、Kが、5.2になっていた。1か月前はカリウムの基準値MAXの5.0を超えての、5.5だったので0.3だけ下がった。
5.2でもまだMAXの5.0を超えているのだが!!たった0.3だけでも下がる方向に向かったということが嬉しくて感激です。
カリウムに関しては何しろ1か月間、食事療法が大変だったので、(妻がです!)ちょっとの数値でも努力(妻ね!)の結果が出たので思わず、『ヨッシャー!』と、妻と小さくガッツポーズ!先生笑ってる!
プロテインとコーヒーも止めてたんです!
実は、2~3週間前からプロテインとコーヒーも止めたんだと先生に伝えると、プロテイン飲むと余計な負担が腎臓にかかるから、尿素窒素が上がるよ!と、言われた。
えっ!
先生がいつから飲んでるのと聞いてきた。数か月前、先生にプロテインを飲んで良いかどうかを確認したら、『プロテインもコーヒーも飲んで大丈夫よ!』と言ったのを、しっかり忘れてるし!
そこはぼやかして、だいぶ前から飲んでるというと、あんまり余計なことはしない方がいいわよ!といわれた。
ガビ~ン!マジか!マイッタ!
続けて先生が、肉、魚、卵を普通に食べていればタンパク質は摂れるんだからと・・・。
クレアチニン悪化
気持ちを取り直して検査結果の続きです。尿酸は大丈夫、肝機能も大丈夫、腎機能が安定しないなぁ!と、クレアチニンの数値を見てる先生。
私もクレアチニンの数値を確認すると今回のクレアチニン値は、なんと1.26だった!マジか~!前回の1.15より上がってるし!
クレアチニンの基準値(正常値)は、男性が0.61~1.04で女性は0.47~0.79なのですが、私は1.04のMAXを超えて、1.26です。
終わった~!ショック!笑!
高血圧の期間が長ければ腎機能低下
何年ぐらい高血圧だったかで腎臓の負担が変わって来るらしい。長い期間、高血圧だった場合は、それだけ腎臓に負担がかかってきて腎機能はだんだん落ちて来ているとのこと。
私は昔から血圧が少し高いと自覚はあったのですが、高いといっても160位だったかなぁ!健康だけが取り柄で自信満々、仕事もずっと自営業なので、いつも元気だから当然健康診断も必要ないと、長年全く検診も受けてなかったのです。
ででですが、さっきまで元気に動いてたのに、いきなりやって来ました脳出血!来なくていいのに!笑。それも、原発性アルドステロン症が原因の高血圧の脳出血です!普通の高血圧の脳出血じゃなくて、脳出血の確立が上がる方の原発性アルドステロン症が原因でした。
脳出血の体験記はこちらです。脳出血【突然!三つの初期症状|見逃すと大変】入院体験記1
前置きが長くなってしまいましたが、ですので何年ぐらい高血圧が続いていたのかもわからず、それを調べる術もありません。まっ、今更わかってもねェ・・・脳出血やっちゃったしねぇ・・・笑!
先生曰く、ポジさんの場合はまだむくんでるわけじゃないし、これくらいのクレアチニンの数値ならまだ大丈夫だから、今後これ以上の負担を腎臓にかけないように気を付けて!と、励まし?のお言葉を頂きました。ども!
塩分を控えたりして血圧を下げておくことが大事だと説明されました。ハイ!
コレステロール(LDL)は、ちょい下がり
LDLは前回の162から155で少しは下がったけどもう一息だね!と先生に言われたんだけど、う~ん!結構歩いてトレーニングして食事も気を付けて、この1か月マジで頑張って来て手応えがあったんだけど!1か月ぐらいじゃ効果出ないのかなぁ!少しでも下がったから、まっ、いっか!
最近、コレステロールは食事からの摂取ではあまり影響が出ないと活字で見ることが多くなったけど、どうなんだろうかと???(今度調べてみます!→調べてみました⇩)
再検査の総合所見
かかりつけの女医先生の所見
- カリウムも危険な域は脱して下がって来たし、もう少し続けてカリウムをあまり摂らないように食事でコントロールしておくこと。
- コレステロール(LDL)も多少は下がって来たけど、もっと下げてクレアチニンも下げたい。またしばらく様子を見て、このままLDLもクレアチニンも数値が下がらないようならば、コレステロールの薬を飲んで、これ以上クレアチニン値を上げないようにするためにも、LDLを下げましょう。
私の勝手な所見
- カリウムに関しては、危険な域を脱したとか言われて驚いたので、やはりこのまま食事療法を継続してもう少しカリウム値を下げて、安定させなければ安心はできないと感じました。カリウムに関しては、先生と一緒!
- コレステロール(LDL)は、基準値のMAXが140で、私の数値が160前後なので確かにMAXは超えているのですが、この程度の数値ではまったく気にする必要がないとする新しい考え方の文献や記事が最近増えてきているのです。
年齢が上がってくれば数値が上がるのも自然なことらしいのです。人それぞれ、体の状態、病歴の違いも考えるのが自然だとも思いますし、悩むところです。
コレステロールを薬で無理やり下げるのに抵抗感
一概に140を超えたから、すぐに薬という考えには少し抵抗があります。現実コレステロールの薬を飲み始めて1か月ぐらいで、189あった数値が93に下がったのです。(妻の実体験です。)一見、お~すごく下がった!良かった!良かった!と思いましたが、薬の効力が大き過ぎて逆に不安を感じたのです。
そして、今度は薬を中断してから1か月ちょっとで、また178に戻ってしまいました(妻です。)コレステロール薬もただ数値を下げるだけなら、ずっと飲み続けないといけない薬なのです。
コレステロールも体に必要!
前記の文献もLDLは体にとても必要なもので、その数値を薬で無理やり下げ過ぎたことでデメリットが生じるらしいのです。またコレステロール薬も降圧薬も飲み続けなければいけないという常識?も、抵抗理由のひとつです。
脳出血からずっと飲んでいる降圧剤も全く同じ抵抗感があるので、今後は、私なりに対策を考えています。闇雲に薬を全否定してるわけではありません。
現に私は、脳出血での入院直後の緊急時に200を軽く超えていた血圧を、降圧剤などの薬をバンバン使って下げることができて助かったのです。
薬をうまく使っていきたい!ということです。
このまま、運動や食事療法を継続しながら、薬に関しても、もう少し調べてみたいと思いました。自分の身体ですから。
私の勝手な所見でした。
ニフェジピンとメコバラミンも追加オーダー
薬の不安を残しながらも、脳出血後からずっと飲み続けて高血圧をコントロールしているお馴染みの降圧薬であるニフェジピンの追加をします。
それと、足の痺れに効くかもしれないというかすかな希望薬を昨年の12月頃から飲んでいるのですが、全く変化は見られないのです。が、キットいつかは効いてくれるだろうと思いながら続けて飲んでいるメコバラミン錠500という薬も、そろそろ少なくなって来たので2週間分くらい出して下さいとお願いして、今日のところは退散です。
1か月おきに再検査
今後は、カリウム対策とLDL対策の食事療法と適度な運動を継続していきます。そして毎月、血液検査を行い、カリウム値とクレアチニン値とLDL値を注視していくことになりました。
カリウム対策の食事療法は別としても、クレアチニンとLDL対策の食事療法や適度な運動は病気が無くても普段からするべきことなんだと割り切って、あまり負担に考えないことにしようかなと思います。
何でも、やらなきゃ!やらなきゃ!だと疲れちゃって病気になりそうですもんね!(病気だし!笑。)この1か月、真剣に対策頑張ったら疲れちゃいました!笑。どうせやるなら、楽しくやろう!!で、行きます。『どんポジ』のポジ~!です!!!笑。
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