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【血液の働き】を知ると、健康への早道が見えてくる!

健康への早道ロゴ画像

いきなり質問です!くえっしょんです!
 私たちの身体で「スゴイ」ところはどこですか?

って、質問されたら、心臓とか脳とか肺とか腎臓とか副腎とか、手も足も、骨、胃、目、口、鼻もスゴイし、腸や肛門だってスゴイと迷ってしまいます!笑。

その数あるスゴイの1つに、普段はあまり目立ちはしませんが、チョッと転んでりむいたりすると、存在感がドバーっと表れる「血」があります。

ドバーっと出たらヤバい~!ですが、何しろ信号でも目立たせるための色の真っ赤っ赤(そんなに綺麗じゃないですが!)な血が出てくるので、苦手の方も多いかと思います。

苦手の方の中には「自分の血が苦手なんだ!」という方や「自分の血は大丈夫だけど、人の血は苦手だ!」とか「血は全部ムリ!」とか、色々な方がいらっしゃいます。

私の兄も、人の血は大丈夫みたいなのですが、自分が擦りむいた血を見て貧血を起こしていました。もちろん大人になってからの話です。笑!余談でした!

今日は、この普段は目立たない血液についてわかりやすく「血液の働き」を掘り下げます。この血液の働きを知ると、健康になる早道が見えてくるのです。健康へのショートカット!『どんポジ』のポジといいます!

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血液の働きは4つ

血液は、赤血球、白血球、血小板という細胞成分である固体の血球けっきゅうと、血漿けっしょうと呼ばれる液体成分から成り立っており、血球が約45%で、血漿が約55%の割合です。

体内の血液は体重の約8%を占めており、体重が60kgの方だと約4.8ℓもの血液が流れている計算になります。

この血液ですが、心臓から出てきた血液は、主に動脈、静脈、毛細血管の3つの管を通り身体の隅々まで流れ、再び心臓に戻ってきます。その時間は約30秒で、大動脈では毎秒1メートルの速度が出ているといわれています。時速にすると、約3.6キロです!

そして、体の中の血管をぜ~んぶ繋げるとその長さは、なんと10万km!地球の円周が約4万kmとした場合、地球を2周半も回れる長さです。

一人のちっぽけな(ちっぽけじゃない方もいらっしゃいますが。笑!)体の中に、地球を回れるほどの血管が存在するってことだけでも驚きです。それも2周半!!地球をです!!

そして、血液はその膨大な宇宙の旅をしながら、とても重要な4つの働きをします。

その4つの主な働きとは、
  1. 体に酸素を運ぶ働き➡赤血球
  2. 細菌やウイルスから守ってくれる働き➡白血球
  3. 血を止める働き➡血小板
  4. 栄養分や老廃物を運ぶ働き➡血漿けっしょう

です。では、この4つの働きをわかりやすく解説していきます。

現在では、心臓から出発した血液は、また心臓に戻り、循環していることは小学生でも知っていることですが、昔は、血液は肝臓内で常に作られ、各部まで移動したら消費すると考えられていたそうです。
17世紀に活躍したイギリスのウィリアム・ハーヴェイ医師が血液は消費せずに循環しているとした考えを立証し、1628年に論文で発表しました・・・が、強い反対意見が続き認められるのが20年もかかり、その時には70歳を超えていたということです。

赤血球

赤血球の画像

赤血球は、血球成分のほとんどを占めています。形は、狭い毛細血管でも変形して通過しやすいように中央がくぼんでおり、寿命は約120日間です。

「体に酸素を運ぶ働き」の赤血球は、肺で酸素を取り込み、全身の各組織に酸素を運搬する大切な働きと、不要になった二酸化炭素(炭酸ガス)を回収し肺に運搬します。

この役目は、赤血球の中に存在する「ヘモグロビン」というたんぱく質が担当します。

ヘモグロビンは、鉄を含む「ヘム」とタンパク質でできている「グロビン」からできており、ヘム鉄は酸素の多い場所では酸素と結びついて、少ない場所では放出します。

だから酸素の運搬と二酸化炭素の回収が得意なのですね!

そして、血が赤いのは「ヘム」が赤い色素(鉄サビの赤)を持っているので血が赤かったのです!この、ヘム(ヘモグロビン)を全て取り除くと、血液はうすい黄色になってしまいます。

主にヘモグロビンが減少すると体に酸素が行き渡らなくなり、めまい、頭痛、動悸、息切れなどの症状が現れる病気があります。それが「貧血」です。

白血球

「私たちの体に侵入してくる細菌やウイルスから年中無休で守ってくれる働き」の白血球は、免疫細胞の総称です。

人間に免疫がなかったら、1日で体中の色々な所が腐ってくるといわれています。

細菌やウイルスが体内に侵入しようとすると、皮膚や唾液、T細胞、好中球、マクロファージなど多くの免疫細胞が正確な情報を共有し合いながら、1つの最強の免疫細胞チームとして協力し、私たちを守ってくれています。このすべてが白血球です。

人類を救う免疫細胞|細菌やウイルスを撃退する一連の流れ

人類を救う免疫細胞|細菌やウイルスを撃退する一連の流れ
免疫細胞がどのようにして私達を守ってくれているのか、具体的に免疫細胞が細菌やウイルスを撃退する一連の流れをわかりやすく図解を含めて解説します。最強の免疫細胞で特に注目されているキラーT細胞は新型コロナウイルスも撃退できるという研究が日本でも進んでいます。

血小板

血小板は、血液全体からみると、1%以下のとても少ない割合です。骨髄で産生され、体内での寿命は約10日間で主に脾臓で破壊されます。

「ケガをした時や、内臓での出血を止める働き」の血小板は、転んだりケガをして血管に穴ができてしまった損傷部分に血小板が集まり糸を出し穴をふさぎ止血する重要な役割があります。

血小板が減少すると、血が止まりにくくなり、不足したときは、輸血で補います。

血漿

「栄養分や老廃物を運ぶ働き」の血漿は、血液の約55%を占めている液体成分です。血管の中では、この液体成分である血漿の中を、固体成分である赤血球が流れています。

血漿は、物質の運搬や体液の一定保持が主な働きです。体内に栄養分や酸素を運び、炭酸ガスなどの老廃物を腎臓や肺に運ぶ働きをします。

食べ物などの栄養を酸素で燃やして取り出し、燃えカスの二酸化炭素を吐き出すために呼吸をします。もちろん、肺に酸素を取り込むためにも呼吸をします。

血液を試験管に入れ、遠心力を使って分離すると、試験管の下には赤血球の集まりである赤い塊りができ、試験管の上の方には黄色い液体成分ができます。この黄色い液体成分が、血漿です。

成分は、91%が水分で、残りの約9%は、アルブミンなどの各種たんぱく質、脂質、ブドウ糖、金属イオン、電解質、ホルモン、ビタミンを含んでいます。

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血液の浄化

宇宙を旅して汚れた血液は、何処かでキレイにしないとまた旅立つことができません。その浄化の役割を担っているのが「腎臓」です。

汚れた血液は腎臓を通り浄化されることで、血液中の老廃物や毒素、余分な水分、塩分などを取り除き、キレイに浄化され、再び旅立てるのです。

取り除かれた老廃物や毒素、余分な水分、塩分などは尿と一緒に体外へ排出されることでバランを保っています。

健康への早道は血液

ちょっとしたケガから臓器の機能を正常に保ったり、細菌やウイルスからも守ってくれる重要な働きを、血液が担っていることがわかりました。

人は、1日に5,000個もの「がん」ができているのに「がん」にはなりません。「健康な人でも【1日5000個の癌】ができている驚きの原因!」で詳しく解説していますが、血液の白血球(免疫細胞)がそのがん細胞をやっつけてくれているからなのです。

また、体の隅々まで必要な酸素や栄養分を運び、不要な物を回収して、常に体を守り、健康体を維持しているのは、血液以外見当たりません。

体全部に張り巡らされた血液にたっぷりと栄養分を与え「血液を活性化」させて循環させることが健康への早道なのです。

それには、血行不良にならないように適度な汗をかく運動を心掛け、こまめな水分補給やストレッチ、湯船などで体を温めて血流を改善することが大切です。

まとめ

私たちの体には、地球を2周半も回れるほどの血管が張り巡らされ、各組織、臓器の細部に至るまで血液が必要な酸素、栄養素などを提供しています。

筋肉や骨は、大きくて、硬くて、力強いイメージで目立ちます。心臓や脳、肺、胃腸などの臓器も、とても直接的で重要な体の一部ですが、それを作り支えているのは血液なのです。

身体の主要部分は血管と血液といっても過言ではありません。

これを機会に、血液にちょっと関心を持って、

  1. 血液や血管を元気にすること
  2. 血流を良くすること

を考えてみませんか?

健康への早道です!

次の記事はこちらです⇩

最後までお読みいただき、大変ありがとうございました。
どんな時もポジティブに!の「どんポジ」でした。

 
参考文献
血液の成分 血液型 厚生労働省 参考資料1
国家公務員共済組合連合会 今回は血液浸透圧についてお話しします
日本赤十字社 医薬品情報 血液の基礎知識
一般社団法人日本血液製剤協会 血液について
札幌市青少年科学館 血液の流れるしくみは?
【子どもの貧困 現状】私たちにできることは、まず知ることから
世界中で3億8,500万人の子どもたちが極度の貧困状態で毎日を生きています。私たち皆ができることは、まず現状を知ることが第一歩だと感じました。子どもの貧困の現状からSDGs(持続可能な開発目標)などの国際的な組織の取組みもご紹介します。

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\今日は、自分にご褒美のお買い物で/
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