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中性脂肪とは?【知らなかった、こんなにスゴイ3つの働き】


血液検査をすると、何やら脂っこい項目がいくつかあります。LDLコレステロール、HDLコレステロール、総コレステロール、そして、中性脂肪。どれも、脂っこいというのはわかるのですが、それぞれの説明をするとなると、違いがイマイチですよね。

中性脂肪やコレステロールは、体に悪いというイメージの人が多いと思います。何しろ「アブラ」は体に良くない!が定着しています。・・・が、実は、中性脂肪もコレステロールも私たちが生きていく上で無くてはならない大切な「脂」なのです。

とは言っても、体重が増え過ぎてちょっと太っちゃったりすると、体にイイことないし、血液検査で中性脂肪値の高い数値が出るとドキッとします。でも、中性脂肪を詳しく知ることで、脂肪や数値を簡単に下げやすくなるのです。

今回は、中性脂肪とは、いったいどんな脂肪で体にどのようなスゴイ働きがあるのか?中性脂肪を、わかりやすくまとめてみました。『どんポジ』のポジといいます!

コレステロールに関しては、コレステロールとは?【知らなかった驚きの4つの働き】簡単に説明で、詳しく解説しています。

コレステロールとは?【知らなかった驚きの4つの働き】簡単に説明
コレステロールとは?実はコレステロールが無いと生きていけない、コレステロール本来の知らなかった驚きの4つの働きが感動です。人類の誕生から成長、脳細胞、免疫機能など、全てに欠かせない働きを担っているのがコレステロールだったのです。
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中性脂肪とは?知らなかった、こんなにスゴイ3つの働き

血液中にある脂肪には、中性脂肪コレステロールリン脂質遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)という、4つの脂肪があります。その中のひとつである中性脂肪は、体の中に存在している酸性の脂肪酸が変形して中性になったものなので、その名の通り、中性脂肪といいます。

その中性脂肪は、英語名だと、「トリグリセライド」「トリグリセリド」(臨床的には、中性脂肪と言えば、「トリグリセリド」のことをいいます)といい、血液検査の項目などで「TG」と略されている場合もあります。使われる単位は濃度の割合などの分類でよく使われる、mg/dL(ミリグラム パー デシリットル)という単位で、コレステロール値や血糖値なども、この同じ単位で表します。

ヤバイ脂肪が2つ

実は、中性脂肪、コレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸と、この4つの脂肪はとても重要な働きをするので無くてはならない脂肪なのです・・・が、度を越すとヤバイ脂肪がこの中に2つあるのです。

さて、皆さんに質問です。

女医先生
女医先生

皆さん、どの脂肪がヤバイ・・・じゃなくて、体に良くないかご存知ですか?

え~っと・・・

女医先生
女医先生

ハイ、正解です。中性脂肪とコレステロールですね!

答えは、中性脂肪とコレステロール。この2つは、動脈硬化の危険因子にもなる脂肪なのでヤバイのです。中性脂肪もコレステロールも、とっても大切で必要なのですが、ヤバイのです。笑

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中性脂肪とは?

続いて、皆さんに質問です。

女医先生
女医先生

体の中で一番多い脂肪は何だと思いますか?

えーっと・・・

女医先生
女医先生

ハイ、正解です。中性脂肪です。笑

体内の脂肪の約90%は中性脂肪

体に蓄えられている脂肪の総称を、体脂肪といいますが、その大部分が中性脂肪であり、一般的に「脂肪」と呼ばれているものは、この中性脂肪のことを指します。

じゃあ、皮下脂肪とか内臓脂肪って聞いたことがあるけど、何?と、思っちゃいますよね!

ハイ!実は、中性脂肪が存在している場所によって、皮下脂肪内臓脂肪血中脂肪というように呼ばれ方が違っています。とっても簡単(いいかげん?笑)な判断は、指でつまめるのが皮下脂肪、つまめないのが内臓脂肪で、血液中にあるのが血中脂肪です。

では、それぞれの説明をしていきます。

皮下脂肪

皮下脂肪は、お腹や太もも、おしり、背中、などなどなどなどなど(スミマセン、笑)の文字通り皮膚の下についてしまった、指でつまめる脂肪です。

簡単にすぐにつく脂肪ではないのですが、一度ついてしまうと中々取れない脂肪です。・・・よね!笑

内臓脂肪

内臓脂肪は、腸などの周りについてしまう脂肪で、その名前からもすぐにわかりますが、内臓についてしまった脂肪のことです。お腹だけがポッコリ出てしまう内臓脂肪もあります。

内臓脂肪は比較的簡単についてしまうのですが、減らすのも比較的簡単な脂肪といわれています。マジか!!

血中脂肪

血中脂肪は、血液中に存在する脂肪です。中性脂肪値が高く、血液中に中性脂肪が多くなってしまう状態が続くと、動脈硬化、脂質異常症や糖尿病の可能性も心配だといわれてしまいます。

血液中に中性脂肪が多い状態が続くと、血液はドロドロで、体の隅々まで栄養や酸素が運ばれていない状態で老廃物も溜まりやすくなります。お肌にもよくないのですね。笑!

血中脂肪が高い人は、皮下脂肪や内臓脂肪が多い人とは違い、必ずしも肥満ではないということです。痩せていても中性脂肪が多い人もいますので、痩せているから、私は安心!では、ありませんので、痩せている方もご注意ください。

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知らなかった、こんなにスゴイ3つの働き

それでは、「中性脂肪のスゴイ3つの働き」をご紹介します。

1.中性脂肪は、体を動かすエネルギー源

・何といっても、まずはエネルギーになる働きです。

1.食事から摂った、主に炭水化物、糖分や肉や魚、また食用油などの脂肪分、などが体を動かすためのエネルギー源になります。それらのエネルギー源が、筋肉や臓器などに運ばれてエネルギーとして使われます。

車でいうガソリンみたいな感じです。ガス欠になると車は動かなくなってしまうように、私たちも、お腹がすくと力が出なくて動けないですよね!笑。

2.糖質(ブドウ糖)は脂質よりも早く分解吸収されるので、エネルギー源としては糖質が先に使われ、糖質が不足すると中性脂肪が使われます。

3.余ったエネルギー源である中性脂肪を、皮下や内臓に脂肪として貯蔵ができます。食事が取れなかったり、激しい運動をしてエネルギーが足りなくなると、貯蔵されていた皮下脂肪内臓脂肪などの中性脂肪がエネルギー源として利用されます。

昔、乗ってた二輪車に予備タンクっていうのがあったのを思い出しました。(今も、あるのかな?!)ガソリンが無いのを忘れてしまって、ガス欠になっても、予備タンクのレバーを回して、予備タンクに貯蓄されていたガソリンで走ることができて助かった思い出があります。

2.中性脂肪は、皮下脂肪になって体温を保持

・次は、体温や体を守る働きです。

1.皮下脂肪に貯蔵された中性脂肪は、エネルギー源を貯蔵する働きと、もう一つは、皮下脂肪は10ミリ以上の厚みもあり、熱を伝えにくい性質があるので、寒さや暑さから体を守り体温を一定に保つ大切な働きがあります。

2.皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪なので、なんと体を衝撃から守る働きもあります。

3.中性脂肪は、内臓脂肪になって内臓を守る

・そして、内臓を守ったり内臓の位置を保つように確保する働きです。

1.皮下脂肪は、見た目はブルンブルンだったりもして、体を守っていますが、内臓脂肪も体を衝撃から守る重要な働きがあるのです。

2.体を衝撃から守るだけではなく、体の中の大事な臓器も衝撃から守ります。内臓脂肪が女性につきやすいのは、子宮を守るためとも言われています。

3.それぞれの臓器があっちこっちに行かないように所定の位置を確保する働きもあります。例えば、心臓の手術で、開腹してまず最初にドクターが、「え~っと、この患者さんの心臓は今は何処らへんにあるかな?」なんて、イヤですよね!笑

中性脂肪は何処からくるの?

中性脂肪は何処から来るの?ロゴ画像
それでは、スゴイ働きのある中性脂肪は何処から来るのでしょうか?

中性脂肪は、食事からやって来ます。ほとんどが食事中の炭水化物(糖質・ブドウ糖など)や、脂肪分などが腸で吸収されて血液中に摂り入れられる中性脂肪(外因性のトリグリセリド)と、肝臓に一度取り込まれた脂肪が、再度血液中に分泌された中性脂肪(内因性トリグリセリド)の2通りがあります。

中性脂肪は、ほとんどが食事から摂りますが、コレステロールの場合は中性脂肪とは逆で、食事からの摂取は2割しかなく、約8割が肝臓などの体内で作られています。
食事では影響しない【コレステロール値】厚労省が食事摂取基準を撤廃
厚労省は、『食事摂取基準』からコレステロールの上限値を撤廃しました。コレステロールの多い食事でも血中のコレステロール値との因果関係は十分な科学的根拠が得られなかったとして2015年から5年間利用の食事摂取基準からコレステロールの上限を撤廃しました。

中性脂肪は、余ったエネルギーを貯蓄して必要な時に使わせてくれるなんて、とってもありがたいですよね!しかし、しかししかし、この貯蓄が増え過ぎると色々と問題が起きてしまうのです。 

貯蓄が増えるとヤバイ

金の延べ棒画像

だと、とっても嬉しいのですが、脂肪だとヤバイのです。

 

1.皮下に貯蓄が増えすぎると、皮下脂肪が増えブルンブルンの肥満になり、生活習慣病!

生活習慣病というのは昔の成人病のことですが、現在は成人でなくても、年齢に関係なく発症するので言い方が変わりました。漢字を見るだけで、どんな病気かわかっちゃいますね!

生活習慣病とは、食生活や運動、ストレスなどの生活習慣が原因となる病気です。関連する病気は、動脈硬化・糖尿病・脂質異常症・高血圧・癌・脳卒中・心臓病・脂肪肝・肥満症・痛風・歯周病・・・この辺でやめておきます。

2.肝臓に貯蓄が増えすぎると脂肪肝!

食べ過ぎたエネルギーや運動不足で余った糖質や脂肪が肝臓に貯蓄され過ぎた状態です。
脂肪性肝炎・肝硬変・肝臓癌。

お酒を飲み過ぎる人は肝臓に悪いと言われているのは、皆さんよくご存じだと思いますが、日本人の場合、脂肪肝の多い原因は、飲み過ぎではなく、食べ過ぎなのです。お酒大好きの人はちょっと安心したかと思いますが、食べ過ぎの方が多いというだけであって、飲み過ぎが大丈夫というわけではありません。残念でした。笑

3.血液中に溜まり過ぎると糖尿病!

食後は誰でも、血液中のブドウ糖である血糖値が増えて血糖値は髙くなるので、血液検査の日は朝食を摂らずに来院するように言われますが、時間が経つと正常値に戻ります。糖尿病は、元に戻らずに慢性的にこの血糖値が高い状態が続いている病気です。

初期の段階では、自覚症状がほとんど無いのですが、放置すると合併症が怖い病気す。目が見えなくなる糖尿病網膜症や透析が必要になる糖尿病性腎症などや、壊疽(えそ)を起こすと手や足を切断しなければならないこともあります。

動脈硬化もヤバイ

中性脂肪の貯蓄が増えると、上記のような問題に気をつけなければなりません。そして、中性脂肪の数値が高くなると動脈硬化も進行させてしまいます。

悪玉コレステロールのように、中性脂肪が直接動脈壁に溜まることは無いのですが、中性脂肪は動脈硬化を引き起こす超悪玉コレステロールを増やしてしまうので間接的に動脈硬化の進行を進めてしまうのです。

超悪玉コレステロールは、普通の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の玉よりも小さい玉で、small dense LDL(sd LDL)といわれています。

コレステロールの玉が小さいだけに血管壁に侵入しやすく、且つ、肝臓に吸収されにくいので、長く血液中にいて悪さをします。実は悪玉のボスで、超ワルです。小っちゃいのに!笑

体は1つなので、何処かがおかしくなると身体のあっちこっちに波及して思わぬ大病を引き起こしたりするので厄介です。私も、ほったらかしの高血圧で脳出血をやってしまったのですが、その高血圧の原因は、原発性アルドステロン症という以前は障害者総合支援法の対象となっていた病気でした。

1.高血圧予防について、2.脳出血のリアル体験記、3.原発性アルドステロン症の全てがわかる記事の3連発を書いておきますので、血圧が髙めの方は特におすすめです。

高血圧の予防です。
基礎から分かる高血圧|怖い思いをしないと実行できない高血圧予防ベスト5!
血圧とは?をわかりやすく解説します。私は高血圧が原因の脳出血で撃沈しました。高血圧は原因や症状がやっかいなので高血圧の怖さを再確認して下さい。私が体験して改善できた高血圧予防ベスト5を具体的にご紹介します。予防って意外と楽にできるんです。
脳出血の体験記です。
脳出血【突然!三つの初期症状|見逃すと大変】入院体験記1
実は脳出血(脳内出血)の前兆(初期症状)だった体験記です。字が書けない!が最初でした。血管が破れ、流れ出した血液が固まって脳細胞を圧迫し麻痺や障害を起こし始めます。この初期症状である前兆をいかに早く気づけるかで人生が大きく変わり・・ました。笑
原発性アルドステロン症のすべて、です。
すぐわかる【原発性アルドステロン症】実例を交えた体験談解説
この体験談ブログは原発性アルドステロン症はどんな病気?症状は?遺伝するの?など多くの不安を、原発性アルドステロン症が完治した私の体験談と専門医の正確な学術情報を詳細にわかりやすくまとめた原発性アルドステロン症体験談解説ブログで解決します。

まとめ 

中性脂肪はどんな物なのか、少し見えて来ました。

食べ物がエネルギー源になって体にパワーを与えてくれています。
そして、残ったエネルギー源は体に貯蓄してくれて、必要な時に使えるので大変ありがたい働きがあります。

しかし、たくさん食べ過ぎてエネルギー源の貯蓄が増え過ぎてしまうと、ヤバイこともわかりました。

じゃあ、中性脂肪はなるべく少なくした方がイイですよね!と、言いたいのですが低すぎても、またヤバイのです。マジか!

この中性脂肪の記事は、続編として、中性脂肪の数値が高くても低くても危険である理由や、どうすれば中性脂肪値を下げることができるのか、具体的な方法や改善(対処法)の解説をしていきます。

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