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頸動脈エコー検査がスゴイ【動脈硬化が目で見える】体験記41


原発性アルドステロン症の術後になぜLDLコレステロールが気になるのでしょうか?実は原発性アルドステロン症の治療で副腎を摘出した後に、下がるはずのクレアチニン値が下がりきらないのです。

副腎を摘出したことで腎臓に負担がかかっているのか、何れにせよクレアチニン値に敏感になっています。そして、かかりつけの先生からは、腎機能をこれ以上悪化させないためにコレステロール値を下げるようにいわれ、コレステロール薬の服用を再三、尻を叩かれて悩んでいます。

でも、妻のコレステロール薬の副作用がヤバかったので、私はコレステロール薬を飲みたくなくてセカンドオピニオンで違う先生に助けを求めに来ています。そこで知った検査がスゴいんです。『どんポジ』のポジといいます。

妻のヤバイ副作用のことが書いてある記事です。
この記事は、

その腎機能のためLDLコレステロール薬の服用に関して所見を聞いたセカンドオピニオンの先生から、とても良い検査を聞いたのです。私は、こんなスゴイ検査があったなんて知らなかったのです!その名も、頸動脈(けいどうみゃく)エコー検査です。(ご存じの方、すみませんスルーして下さいませ。)

頸動脈エコー検査がどんな検査か簡単にいいますと、首の左右にある太い血管の頸動脈を超音波の機械で調べる検査です。超音波で調べると、全部見えちゃうのです

頸動脈エコー検査に使う機械は皆さんよくご存知の、お腹の赤ちゃんを見る時のエコー検査と同じ機械を使うのですが、赤ちゃんの時は、映像がハッキリ見えなくて、もどかしかったのを覚えています。しかし、この頸動脈エコー検査は血管もハッキリ見えるし、血管の内壁も、血の流れも、速さもわかるんです。

私が脳出血で入院してた時も、CT検査やMRI検査も経験しました。また、原発性アルドステロン症の検査入院の時も副腎摘出の腹腔鏡手術の時も、心電図の機械から始まって検査や手術に関する色々な検査機械も経験したのですが、こんなにスゴイと思ったのは初めてなのです。

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頸動脈エコー検査がスゴイ!

今までも、それなりにすごい機械があるんだな!とは、思っていましたが、今回の超音波の検査は格別の驚きです。

実は、脳出血で入院している時に、原発性アルドステロン症の疑い?で超音波のエコー検査は経験していたのですが、いまいち内臓を調べる画像だけみたいな感じで、特にエコーの検査機械に感激することはありませんでした。ところがどっこい、今回の頸動脈エコー検査で感激してしまったのです。何がスゴイって・・・

動脈硬化が目で見えるのが、スゴイ

この頸動脈エコー検査の何がスゴイかというと、先ほども述べましたが、まず血管の太さも、血管の外壁も内壁も見えて、その血管の壁の厚みも見えて測れるのです。

その上、血管の中の様子までわかるのです。血管の詰まり具合やLDLコレステロールが溜まっている様子、プラーク(かたまり)の状態なども見えます。血管の輪切り画像でも見てわかっちゃうのも驚きです。

そして、血管に血が流れているのも目で見ることができて、なんと血流の速度までわかるというのです。それもライブで見えるのに、痛くも痒くもない検査なのです。(ちょっとばかし、ヌルッとしますが!)

もう、感激というか感動というか、こんな機械を作った人は天才、スゴイ、宇宙人!笑。人間ってホントにすごい!

妻のお腹の中で小っちゃくなってる赤ちゃんの画像を見た時(3回ネ!)も感動したけど、その時の感動は3回とも『生命』の感動で、文明の利器の感動ではなかったよなぁ!と大昔を思い出します。

ライト兄弟が初飛行した時代1903年(明治36年)に、『月』はおろか『リュウグウ』まで行けるなんて誰も想像すらしなかっただろうと思うのです!(リュウグウって月よりもとっても遠くにある小惑星です)

ちょっとした発明や研究から全く違う分野で役に立つこともあり、医学の世界にもこうして、違う分野の研究からたまたま見つかったX線(レントゲン)やエコー検査器、私の副腎を摘出した時の腹腔鏡手術の機器、モニターなど未知の分野にも技術が広がって人の命を救っているんだなぁ!と、この機械に限らずちょっとしたことでも、ちょくちょく感動している私でした。

数十年後には、エコー検査をしただけで身体の中の余計な腫瘍が全部無くなったり、破けそうな血管を元通りのキレイな血管に修復できたり、神経をつないだりができるようになってるかも知れませんネ!(特許を取っとかないと!笑)

それよりか、MRIのような機械に入ると、視力から何から身体のすべての細胞を正常にしてくれる機械の方がいいかな!若返りもあり?笑 同時に美容整形も?笑

大幅に道がそれてしまいました。スミマセン。笑! 今日はリュウグウの話し・・・ではなく、頸動脈エコー検査の超音波検査と動脈硬化の話しでした。

本来のコレステロールの働きを知るとビックリです。
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頸動脈エコー検査(超音波検査)

10月5日
予約を入れた日です。今日の検査は、首の左右を通る太い血管である頸動脈のエコー検査なので、胸元が広く開けられるような服で来て下さいとの指示通り、タートルネックは避けました。

予約時間になると、エコー専用の部屋に入ります。私の検査の場所は首筋なので普通に仰向けに寝る体勢でOKです。検査士さんが首筋にあのヌルヌルの、エコージェルを塗って検査が始まりました。

ここでちょっと!
あのヌルヌルのジェルは何で塗るの?
超音波とは、人には聞こえない音波で、水中では伝わりやすく空気中は伝わりにくいという性質があります。検査は音波が伝わりにくい空気中(普通のお部屋です)で行うので、音波を伝わりやすくするために身体にジェルを塗り、空気を締め出して水分の層を作ります。その水分の層の上にプローブ(手で持って体に押し当てる装置)を動かしながら検査をします。ジェルを塗ることで、空気を無くし身体とプローブの間に水中のような水分の層を作り、音波が伝わりやすくする役割があったのです。同時に、ヌルヌルでプローブを動かしやすくする効果もあります。因みにジェルを塗らないとちゃんとした画像は写らないそうです。エコージェルを塗るのは、超音波が水中のように伝わりやすくするためとプローブの動きをスムーズにするためでした。
エコージェルの成分は?
90%以上が水です。水溶性のゼリーで粘土があるので流れにくく、潤滑性もあるのでプローブがスムーズに動かせます。水溶性なので検査後の拭き取りも簡単です。肌に直接塗るので、界面活性剤や香料や着色料を使用しないので、洋服にも色が付く心配はありません。

エコーの検査で何がわかるの?

超音波の、物や臓器に当たると反射(エコー)する性質を利用して、反射してきた音を画像処理をすることにより目に見えて確認できる優れモノの検査です。そして、X線(レントゲン)のような放射線の被ばくの影響もなく、妊婦さんが繰り返し検査を行っても支障がないのです。

またまた、ここでちょっと!
放射線、X線、レントゲンは同じ検査?
病院の検査で、
・放射線
・X線
・レントゲン
という言葉をよく聞きますが、それぞれどんな検査かご存知でしょうか?まず、
X線というのは数種類ある放射線の種類の中のひとつなのです。
したがって、X線は放射線の一種です。ということは、放射線とX線は同じということです。次に、
レントゲンですが、このレントゲンというのはX線を発見したヴィルヘルム・コンラート・レントゲンという、ドイツの物理学者の名前なのです。ご本人は、レントゲンという呼び方が酷く嫌いだったという記録もあります。笑!ですので、レントゲンはX線と同じです。もうおわかりのように、放射線、X線、レントゲンは、みな同じでした。

今回は動脈硬化の検査なので、血管の太さや血液の流れもリアルタイムに見えて面白いというか、冒頭にも書きましたが文明の利器というか、とても感激しました。

エコー検査の弱点があった!

しかし、エコー検査も万能ではありません。苦手なものがあるのです。それは、空気(ガス)のある骨や胃腸などが苦手なのです。空気があると画像にしにくくて見にくいのです。ですので、背中からのエコー検査は、骨が多く空気のある肺などもあり特に苦手のようです。

大部分はお腹からのエコー検査になり、お馴染みの赤ちゃんの検査から、私が原発性アルドステロン症を疑われて行った副腎のエコー検査など、色々な検査ができます。(その時は、エコー検査では腫瘍がわからずにスルーされてしまいました。笑!その後、違う機会にCT検査で副腎の腫瘍が発見できたのです。)

臓器の場所や病気の種類、状態、予測などをよく考慮した上でそれぞれ得意不得意(特徴)のある多くの機械の中から、どの検査機器を選択するかの判断も、とても重要だと感じます。病変を見落とさないように!(手遅れにならないように!)

エコー検査は20分

20分前後で終わる予定のエコー検査が始まっています。まず右側の頸動脈の動脈硬化が進んでいるかどうかの検査を行いました。頸動脈は左右にあるので、続けて左の頸動脈も見ていきます。

頸動脈は全身の血管のなかでは動脈硬化がとても起こりやすい血管なので、頸動脈の動脈硬化の状態が全身の動脈の状態に反映しているといわれています。この頸動脈の壁が厚くなってきているのかを調べることで、全身の動脈硬化がどれくらい進んでいるのかが予測できるのです。

すべては原発性アルドステロン症から

私の脳出血も、コレステロール薬服用の話しも、頸動脈エコー検査も、元はと言えば、原発性アルドステロン症が原因なのです。原発性アルドステロン症は、脳卒中や心筋梗塞などの合併症になりやすい病気です。一般の高血圧(本態性高血圧)でもこれらの病気を引き起すのですが、原発性アルドステロン症が原因の二次性高血圧の場合の方が、合併症の確立が高くなるのです。

原発性アルドステロン症が全部わかっちゃう内容です。
こちらは、身近な血圧の話しです。

脳出血の確立が高い!

私の原発性アルドステロン症が原因で引き起した脳出血の場合と、一般の本態性高血圧が原因で引き起こした場合の脳出血とを比べると、原発性アルドステロン症の原因の方が約4倍脳出血(脳卒中)の確率が高くなるといわれています。心筋梗塞は約6倍です。すごく恐ろしい数値です。

高くなる原因

これは、副腎から過剰に出ているアルドステロンホルモン自体が臓器や血管にダメージを与えるためと考えられています。本来は原発性アルドステロン症が原因の二次性高血圧だとわからずに一般の本態性高血圧と思っていると、長く患っていればそれだけ臓器や血管にダメージをより与えているということになります。

私の場合も、原発性アルドステロン症が長かったようなので、血管にダメージが大きくなり脳出血で撃沈したと考えられます。私も普通の高血圧(本態性高血圧)だと思っていました。

いきなり脳出血の内容はこちらです。マイッタマイッタ!笑
原発性アルドステロン症の検査入院の記事は、こちらから続きます!

頸動脈エコー検査は、予定通り約20分ほどで終わり、あとは検査結果を待つだけです。

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