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コレステロール薬の服用で悩み【セカンドオピニオン】体験記40


私は脳出血の後で、原因が原発性アルドステロン症という病気だったことがわかり、大学病院での検査を経て左の副腎の摘出手術をしました。そして術後、腎機能を改善するためにコレステロール値を下げることになったのですが、コレステロール薬を飲みたくなくてバタバタしてます。笑『どんポジ』のポジといいます!

バタバタの前に、少しこの病気の話しをします。この病気は、以前は障害者総合支援法の対象となっていた珍しい病気なのですが、近年は高血圧患者に多いと推測されている身近な病気なのです。

副腎が原因の病気で、手術ができる場合の術式は『腹腔鏡下副腎摘出術(摘除術)』と言い、私の場合左腹部に4か所の傷跡があります。一番長い(大きい?)傷跡は約3cmでした。腹腔鏡手術は一般に開腹手術よりも傷が小さく、回復が早いのが特徴ですが、高度な技術が必要とされる手術です。『どんポジ』のポジといいます。

傷跡の大きさと場所、そしてどこの穴から何を入れたかの写真はこちらです。
 

その高度な技術を要する腹腔鏡手術も無事に終わり、だんだん予後の症状や状態が見えてきました。原発性アルドステロン症の原因である副腎を摘出したことで、アルドステロンホルモンやカリウムなどの数値も正常に戻り、血圧も薬を徐々に減らしながらも安定してきています。

ですが、手術をしたらスカッと全治と思っていたのですがそうはいかずに、術後からも色々な症状を経験しています。手術直後から順に思い出せば、たとえば

・身体が怠くて外出できない
・両腕が上がらなくなる
原発性アルドステロン症【術後15日目体調不良|外来診察】体験記26
・カリウム値が上がり過ぎて高カリウム血症になる
・クレアチニン値も下がりきらない
原発性アルドステロン症【術後6か月|今度は高カリウム】体験記33

などの症状があり、上記の幾つかの症状は原因がハッキリわかっていることもあれば、術後に表れた症状なので、たぶん手術や副腎を取ったことが原因じゃないかなぁぐらいの判断なので、原因がハッキリしてないこともあります。

全身麻酔(ぜんま)と炭酸ガスの症状は、その時限りで治まっていますが、腹腔鏡手術の傷口は、時折思い出したかのように疼(うず)いたり、むず痒かったりしています。気圧とか天候の影響なんだろうなぁと!

両腕が上がらない症状は、着替えも一人で着れるようになったし、お風呂で髪の毛を洗う時に痛くて頭まで上がらなかった手が、今では痛みもなく自然に手が届いて洗えているので、ほぼ治っています。一部の動きはまだ不自然さが残っていますが・・・!

電解質のカリウム値も当初、原発性アルドステロン症を疑われた頃は低カリウムだったので、カリウム値を上げるためにアスパラカリウム錠300mgという薬やカリウム含有量の多い食品(手軽にとれるバナナをよく食べていました。)をたくさん摂っていました。

しかし、一所懸命カリウムを摂りすぎたせいなのか?今度はカリウム値が上がり過ぎてしまい、数値的には高カリウム血症になってしまったのです。薬も中止、バナナも食べないで調整して少しずつ下がって来て、今ではカリウム値が基準値内になり安定しています。

まだ頑固に引っ張っているのが問題のクレアチニンLDLです。

すべての原因がスパッとわかれば気持ちがいいのですが、体は複雑なので、そうやすやすとハッキリさせてくれません。取りあえず、目の前のことを1つずつクリアしていきます。

今、私の目の前にある課題は腎機能の目安になるクレアチニン値で、クレアチニン値を下げる(これ以上、上げないようにする。)ためにコレステロール値を下げることなのです。それもLDLの悪玉です。

前から思っていたのですが、LDL(悪玉コレステロール)は、体にはとても必要なものなのに『悪だな』、間違えました、『悪だま』なんて言われてかわいそうにと!笑

今日は、そのコレステロール(悪玉)をどうにかしないといけない、

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コレステロール薬の服用で悩み、セカンドオピニオン

9月25日
コレステロールの薬を飲む方がいいのか、飲まない方がいいのか、自分では答えを出し切れないので、いきなりの脳出血から今までの経緯を資料にまとめて、別の個人病院で受診することに決めました。

今回の症例の場合、年配のドクターが一人でいるような医院だと、私のかかりつけの先生と似通う所見が予想されるので、あえて比較的年齢が中堅どころの先生を基準にして、病院のスタイルも新しい情報を取り入れている感(難しい。笑)、がある病院を見つけ期待を込めて決めました。もう土壇場です!

脳出血から始まって、原発性アルドステロン症の手術、血液検査の結果などの詳しい資料を見せながらの受診となりました。血液検査の結果は私が通院している、かかりつけの病院名と医師名が記入されているので、そこはカットしました。先生同士に関わりがあったり余計な先入観があると正確な情報が聞けないと困るので伏せました。

私のすべての説明が終わり、ドクターの第一声は、『ポジさんのクレアチニン値はこの程度の数値ならぜんぜんおかしい数値ではないから心配することはないですよ。』

キター!

クレアチニン値をずっと心配していただけに、心配いらないと聞くと、まずは非常に楽になりました。なぜか、心配いらないと言ってくれるドクターは、『良い先生』に感じてしまいます。笑

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コレステロール薬、服用した方がいい

続けて中堅ドクターから、資料を見る限りポジさんは以前からコレステロールが少し高いし、脳出血を引き起して血管に悪さもしているので、コレステロールの薬は飲んだ方がいいと思う。と言われてしまいました。

なぜか、少し『良い先生』に、見えなくなってきました。笑

ドクターのオピニオン(意見)としては、副作用はどんな薬でもあるので、ポジさんの現状でのリスクのウェイトを考えると副作用よりも、服用にメリットがあるとのことです。

う~~~ん!マジか!

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