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知らないと危険【コレステロールを下げる薬の副作用】体験記47


妊婦・授乳婦、肝機能低下の人には投与しないこと、高齢者には慎重投与と記載されています。コレステロールを下げる薬のロスバスタチン(クレストール)の添付文書です。

私はコレステロールを下げる強い薬である、ロスバスタチンという薬を服用することになりました。原発性アルドステロン症の治療で、副腎を摘出しましたが、副腎を摘出すると一過性でクレアチニン値が上がり、しばらくすると徐々に下がって来ると説明を受けましたが、中々下がらないので、プランBのLDLコレステロール値を下げることになったのです。

コレステロールを下げる薬で、妻も大変な副作用を経験してしまったので、私もコレステロールを下げる薬は飲みたくないと逃げ回っていたのですが、とうとう飲むことになってしまいました。

ロスバスタチンを飲み始めたところ、副作用が連発です。これって、知らないとまじヤバイです。笑!『どんポジ』のポジといいます。

私は昔から、やれることは先にチャチャッとやっちゃいたい性格なんです。あなたはどうですか?

几帳面で真面目ってわけじゃまったくありません。やらなきゃいけないことは、なるべく早くやっちゃって後でゆ~っくり楽をして、さぼろうと思っているだけなのです。今日のノルマが終わると明日の分も少し頑張ってやっちゃうのです!明日が少し楽になるように、と!

しかし、明日になると、明後日の分をまた少しやっちゃうのです。明後日が楽になるように!毎日がその繰り返しで、次から次とやることの前倒しの連続で、ただのオーバーワークの毎日なのです。いつになったらゆっくりできるんだろうと、たまに気づきます。・・・。笑!

こんな性格なので無理をしすぎて、また脳出血や原発性アルドステロン症の時のように、辛い経験はしないように気を付けなければと学習してるつもりではいるのですが、ちょっと元気になってくると辛かったことをすぐ忘れちゃうのです。笑。

そういえば、人間は忘れることができるからイイ!と、聞いたことがあります。例えばの話し、小さい頃から今までイヤだったことや辛いこと、悲しいこと、ショックなこと、心配したこと、などなど全部鮮明に覚えていたら、思い出す度にちょっとへこんじゃいそうです。

忘れた方がイイことって、意外と多いかも知れませんね!私は心配いりません、忘れちゃいけないこともすぐに忘れるので。3歩です!笑

今回の体験ブログは、LDLコレステロールを下げる薬の中で一番多く処方されているスタチン系のロスバスタチンという薬のことを詳しく調べてみました。驚きです。私も服用して副作用が連発している薬ですが、妊娠中の人や、授乳中の人は特に飲んではいけない薬です。

今日は、
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知らないと危険、コレステロールを下げる薬の副作用

もともとロスバスタチン(クレストール)という薬は、LDLコレステロールを下げる薬で作用がとても大きい『ストロングスタチン』といわれる強い薬なのです。比較的弱いスタチン系の薬は、『スタンダードスタチン』といわれ、フルバスタチンやシンバスタチン、プラバスタチンなどがあります。

通常、最初は弱めのスタチンから処方してLDLコレステロール値が十分に下がらなければ、強いストロングタイプにしていくようなのですが、私の場合は、いきなりストロングタイプのロスバスタチンでした。早くコレステロール値を下げたい状況の時は、いきなりストロングもありのようですが!

ストロングとスタンダードの使い分けと同様に、服用する量も2.5mgを1日1回から服用を開始しますが、早期にLDLコレステロール値を下げたい場合は、5mgからの開始もあります。4週以降も効果が不十分な時は増量はしますが、1日の最大用量(MAX)は20mgです。

私は、コレステロール値を早く下げなければいけない状況ではなかったのですが、5mgからの開始で、それもストロングタイプのロスバスタチンでした。状況というよりも、先生がそういう処方に慣れているように思えました。

私のかかりつけの先生は昔から、比較的薬をよく出すタイプの先生なのです。そういうこともあってか、私は薬を少しでも減らすことを考えるようになったのかもしれません!笑

コレステロールを下げる薬は、水溶性と脂溶性の2タイプ

さて、ここでスタチン系の代表的な商品名と簡単な特徴をご紹介します。()内は、後発品(ジェネリック)の名前になります。

1.クレストール(ロスバスタチン) ストロング  水溶性
2.リピトール(アトルバスタチン) ストロング  脂溶性
3.リバロ(ピタバスタチン)    ストロング  脂溶性

4.リポバス(シンバスタチン)  スタンダート  脂溶性
5.ローコール(フルバスタチン) スタンダート  脂溶性
6.メバロチン(プラバスタチン) スタンダート  水溶性

ストロングスタチンとスタンダードスタチンがそれぞれ3種類ずつあり、その中でも水に溶けやすい水溶性と脂に溶けやすい脂溶性2種類のタイプがあります。

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コレステロールを下げる薬の副作用

服用に悩むバランス

薬の副作用は本当に悩みます。クレストール(ロスバスタチン)のインタビューフォームで、国内外の臨床検査で何らかの副作用が18.8%に認められたとしています。主な副作用としては筋肉痛が3.2%、ALT(GPT)上昇1.7%、CK(CPK)上昇が1.6%ということです。

ALT(GPT)は、肝臓か腎臓の障害を発見する手がかりになります。
CK(CPK)は、筋肉に障害があると高値となります。

薬を飲んで症状が治まっても副作用の症状で具合が悪くなったら元も子もありません。特に怖い副作用がある薬の場合はとても悩みます。今回のコレステロールを下げる薬の場合も怖い副作用があるのです。

コレステロールを下げる薬の中で一番人気のロスバスタチンですが、副作用でよく耳にするのは、脱力感や足のつり、下肢や首、肩の筋肉痛、赤褐色の尿などがあり、血小板減少が2009年9月に添付文書に重大な副作用として追加されました。

それでは、重大な副作用の横紋筋融解症と身近な副作用をピックアップして解説していきます。

横紋筋融解症(おうもんきん ゆうかいしょう)

スタチン系のコレステロールを下げる薬の中でも特に注意すべき副作用が横紋筋融解症で、字のごとく横紋筋という筋肉が溶けてしまう(融解)とても怖い副作用です。

他のスタチン系であるシンバスタチン、アトルバスタチン、プラバスタチンとの比較でロスバスタチンの発生頻度が高かった報告もありますが、横紋筋融解症はすべてのスタチン系のコレステロールを下げる薬で生じます。

症状

特に骨格筋系の副作用の症状は、前記した脱力感や足のつり、下肢や首、肩の筋肉痛、赤褐色の尿に加え、腰や他の筋肉が痛んだり、疲労感、手足のしびれや手足に力が入らない、こわばるなどが、横紋筋融解症の初期症状であり、服用してから数週間から数ヶ月以内に起こることがあります。

筋肉が溶けたミオグロビンという成分が大量に血液中に流出し、その影響で、急性腎不全、まれに呼吸筋に支障し、呼吸困難など多臓器不全を併発して生命に危険が及ぶ副作用です。

血液検査で血中のCK(クレアチンキナーゼ)値を調べ、高ければ筋肉に障害があり筋肉細胞が壊れているという状態なので、筋症状が見られる場合はCK値の確認が重要です。

血清クレアチニン値上昇

副作用モニター情報(薬・医薬品の情報)から、ロスバスタチンによる腎機能障害と題し、クレストール(ロスバスタチン)服用の患者が服用を中止後に血清クレアチニン値が改善し、その後アトルバスタチンに変更した結果、服用後でもクレアチニン値に変化が無かったという症例があります。クレストール(ロスバスタチン)によるクレアチニン上昇の可能性があるようです。

でも、私がコレステロール薬を飲み始めた理由は、高めのクレアチニンをこれ以上、上げないためなのですが、この副作用を見ると、飲んだら上がるじゃん!まじムリって感じです!笑

糖尿病

スタチン系のコレステロール薬を服用の場合、糖尿病の新規発症リスクはスタチン系を使用しない患者と比べた場合、スタチン系服用の方が高いデータがあります。スタチン系のコレステロールを下げる薬は、糖尿病になる確率や血糖異常のリスクを上げる可能性があることがわかっています。

スタチンは主に心筋梗塞や狭心症(心血管病)を防ぐためのコレステロールを下げる薬なので、命を守る薬です。一方で副作用のリスクが必ずあります。横紋筋融解症のような重大な副作用は、発症する確率がとても低く、2万人に1人ともいわれています。その1人ってデータの数字じゃなくて、現実に誰かいるんですよね!その人も、まさか自分じゃないと思ってたわけですよね。こわ!笑

命を落とす心筋梗塞や狭心症の発症確率の方が高いと考え、副作用のリスクより命を守る効果を優先しての判断で処方されてるわけです。たぶん?!笑

健忘症・記憶障害

アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration;略称:FDA)という米国政府機関の情報の中に、類似薬のリピトールでの健忘症や記憶障害の症例が多くあるようです。日本のロスバスタチン添付書類にも精神神経系の副作用として「睡眠障害(不眠、悪夢等)、「抑うつ」と共に「健忘」と記載されています。

その他の副作用

クレストール(ロスバスタチン)の上記副作用も含めざっと並べてみます。(赤い字は重大な副作用です)ジェネリックのメーカーによって多少の違いはありますが、ほとんどが同じ副作用です。

ジェネリック薬と新薬はすべて同じ、じゃないという記事はこちらです。


免疫介在性壊死性ミオパチー 、

横紋筋融解症
広範な筋肉痛 、
高度脱力感 、
筋肉痛 、
脱力感 、
血小板減少
急性腎障害 、
重篤な腎障害 、
ミオパチー、
発熱 、
咳嗽 、
呼吸困難 、
胸部X線異常 、
血中ミオグロビン上昇 、
尿中ミオグロビン上昇 、
著明なCK上昇 、
著明なCPK上昇 、
末梢神経障害
四肢感覚鈍麻 、
しびれ感 、
感覚障害 、
AST上昇 、
ALT上昇 、
多形紅斑 、
肝炎
肝機能障害
黄疸
過敏症状
CK上昇 、
CPK上昇 、
血管浮腫 、
間質性肺炎
疼痛 (とうつう:ズキズキ・ピリピリ痛む)、
筋力低下、
腹痛、
便秘、
嘔気、
下痢、
口内炎、
関節痛、
頭痛、
睡眠障害、
不眠、
悪夢、
抑うつ、
女性化乳房、
代謝異常、
腎機能異常、

などなどで、これでざっとです。

高齢者や腎臓の悪い人は横紋筋融解症が現れやすいともあります。私が鼻血を出した時に見つけた副作用の血小板減少も重大な副作用の中にありました。

鼻血が血小板減少の初期症状!の記事は前回の記事で、こちらです。

副作用の症状

クレストール(ロスバスタチン)を飲んだことで出る可能性の副作用とその初期症状も含め、わかりやすく身近な症状を中心にピックアップしてみました。(その他の副作用と一部重複します)

頭痛、
めまい、
吐き気、
腹痛、
便秘、
下痢、
かゆみ、
胃の不快感、
発熱、
じんま疹、
舌や喉・顔や口の腫れ、
口内炎、
発疹、
食欲不振、
白目や皮膚が黄色くなる、
咳き込む、
息苦しい、
息切れ、
尿が茶褐色、
から咳、
鼻血、
血尿、
皮下出血、
青あざ、
歯肉出血、
だるい、
手足がしびれる、
手足がこわばる、
立てない、
歩きにくい、
関節痛、
筋肉痛、
筋肉がぴくつく、
筋肉の低下、
不眠、
抑うつ、
女性化乳房、

などなど、です。薬の副作用とはまったく関係ない場合でも出る症状がとても多いだけに見極めが難しく、それゆえに大事だと感じます。前回の『体験記46』での鼻血も、耳鼻科医と、かかりつけ医に鼻血という副作用はないといわれ、スルーされましたが、重大な副作用の中にあった血小板減少の初期症状に鼻血と記載がありました。

脂っこい食事をしてもコレステロール値には影響しない!厚労省の摂取基準を無くしたという、記事はこちらです。

服用してはダメ!な人

この薬を飲んじゃいけないとされる人は、

黄疸、
過敏症、
肝癌
重い肝臓病
シクロスポリン投与中(免疫抑制剤で自己免疫疾患などの治療に使用)

など。

繰り返しになりますが、妊娠している可能性のある人、授乳中の人にも投与しないこととあります。

飲み合わせ併用禁止の薬

・シクロスポリン
強力な免疫抑制作用があり、自己免疫疾患の症状を抑えます。乾癬やアトピー性皮膚炎の治療にも用いられます。

・ネオーラル
こちらも、免疫抑制作用の薬です。

・サンディミュン
これも、免疫抑制作用の薬です。

など、ロスバスタチンと飲み合わせが悪く併用禁止とされる薬です。

 

飲み合わせ併用注意の薬

注意すべき飲み合わせの薬も多くあり、その中には、比較的簡単に服用してしまいそうな胃薬(胃酸を中和させる制酸薬)もあります。アルコール類なども注意が必要で、大量のアルコールは、肝臓や横紋筋融解症の副作用を出やすくします。

ベザトール
リピディル
トライコア
ワルファリン
ロピナビル・リ トナビル
アタザナビル
リトナビル ダルナビル
リトナビル グレカプレビル
ピブレンタスビ ル
シメプレビル
ダクラタスビル
グラゾプレビル
エルバスビル
エルトロンボパグ
アスナプレビル
ダクラタスビル
アスナプレビル
ベクラブビル
レゴラフェニブ

:厚生労働省が日本製薬団体連合会に薬の添付文書上の『原則併用禁忌から削除』、『原則禁忌から重要な基本的注意』などの改訂の指示を行う場合があります。

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本当に気をつけて飲みませんか?

1つの薬を調べるだけで、こんなに多くの危険な副作用や飲み合わせがあるのに驚きました。

私達はドクター(病院)からサラッと処方された薬を受け取り、この薬を飲めば治ると思って当たり前のように飲むことが自然になっています。重篤な副作用があることも、何となくは知っていますし、その発生は極めて少ないけれど絶対に無いとはいえないということも、頭ではわかっていますが、無意識に自分は大丈夫だろうと考えています。

副作用に気づいていない!?

しかし、これだけの副作用や飲み合わせの注意を抱えている薬を飲み、そこそこ重大な副作用を起こさないというのは、とてもラッキーなことでたまたまかも知れないと私は調べていて感じてしまうほどでした。

アンラッキーな人もいるわけですし、重大な副作用ではない副作用がいっぱい出て体調を悪くしていても、副作用と気づいていないかも知れません。体調が悪いので病院にい行くと、また違う薬を処方されてしまうかもしれません。

状況にあった薬と量を!

逆に、私は脳出血で入院した時は、200を超える血圧を薬で下げなければ危険な状態だったので、有無を言わさず薬を投与して頂き、助かったわけです。もちろん、ちゃんと副作用のある薬です。薬を全否定しているわけではありません。

ただ、その状況によって処方される薬が状況にあった薬なのかを自分でも本当に気を付けて服用しないといけないと感じています。私はいつも薬を減らすことを考えています。必要最低限の量で、せめて余分な薬は飲みたくないのです。

飲むべき薬と飲まなくてもイイ薬

私の脳出血の時のように薬の力が必要な時があると同時に、安易に薬に頼り過ぎるのも怖いものです。

セカンドオピニオンでコレステロールの薬を飲むか飲まないかを迷っている時にドクターが『薬を飲みたくないなら、徹底して運動とかをしないとですね!』と言ったのです。ということは、徹底すれば薬を飲まなくてもコレステロール値を下げられるということなわけです。

現実はそこまで徹底できないかもしれないのですが、薬を最低限まで少なくするための運動は自分の努力で可能かもしれないわけです。運動の自己管理ができる人は、飲まなくてもイイ薬になるわけです。

運動は大変ですが、薬はただゴックンだけなのでとても簡単です。人は楽な方をすぐとってしまうようです。副作用が無ければ魔法の小粒なのですが!

何れにせよ、自己判断が一番危険だと思いますので、私は常に担当の先生に薬を減らせる要因を並べて交渉しています。笑

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