原発性アルドステロン症の術後に、腎機能を悪化させないようコレステロール薬を服用することになりました。当初、コレステロール薬の服用に悩んだ末、セカンドオピニオンで違う病院に行き、これまでの脳出血から原発性アルドステロン症術後の経緯を説明後、頸動脈のエコー検査をしたところ左頸動脈が半分詰まっていることがわかり慌てました。『どんポジ』ポジといいます。
しかし、頸動脈は太い血管なので半分位詰まっていても、まったく問題は無く治療の必要もないと聞いて落ち着きを取り戻したのですが、先生の所見プラス、実際に血管が半分詰まっている画像を見てしまったら、もう観念してコレステロール薬の服用を決めたのです。
脳出血で撃沈してからというもの、降圧剤をはじめ色々な種類の薬をず~っと飲み続けていて、術後も最後まで飲み続けていたのがニフェジピンという降圧剤でした。この降圧剤は高血圧をコントロールすため一生飲み続けるものだと思っていましたが、原発性アルドステロン症の術後に血圧が徐々に安定して、先月、降圧剤をすべてゼロにすることができたのです。
術後に血圧が安定し、降圧剤は卒業だぁ!
薬は一切無しだぁ!
と喜んだのも一瞬でした。ちゃんと次の薬が控えておりました。笑
今後は、コレステロール薬ではお馴染みのスタチン系の、ロスバスタチンという薬をずっと(一生???)服用することになり、既に先月から飲み始めております。そして、コレステロール薬服用後初の血液検査を行い、どのくらいのLDLコレステロール値が下がるのかを検証します。
術後、降圧剤なしで血圧安定
11月21日
今日は、朝ごはん抜きの日。かかりつけの先生に血圧のチェックや血液検査をしてもらう日です。名前を呼ばれて診察室に入ると先生が、どうですか?と聞いてくる!
血圧の降圧剤を全て止めてから、約1ヶ月経ったのですが血圧は安定しています。この間の血圧の平均値は、以前、降圧剤を服用していた時とあまり変わらずの118でした。寒くなり始めても血圧の上がる気配はぜんぜん無しです!今のところは!笑。先生は、安心してるようです。
でも、ここで測るといつも、初めは150台で2回目は130台ってとこです!ホント血圧はすぐ上下するから、やっかい!と、言うより多少の上下はあんまり気にすることはないとの結論です。一喜一憂は体に良くないし疲れます。笑!
案外、楽にできる高血圧予防の話しです。
血圧の薬をまったく、飲まずに1か月以上120前後で安定しています。血圧は少しづつ上がってくるかな!と不安はありましたが見事に安定したのです。
私の高血圧は原発性アルドステロン症が原因の二次性高血圧だったので、副腎にできた腫瘍からアルドステロンホルモンが過剰に出て血圧を上げていたのです。
本当に手術で高血圧が治った
ならば腫瘍を手術で取り除けばアルドステロンは正常に戻るので高血圧は治るという理屈です。理屈ではそうなのですが、私は、原発性アルドステロン症の病気に気づかずに長い間、二次性高血圧を患っていたようなので、本態性高血圧(一般の高血圧)も併発している可能性が高く、高血圧は完全には治らないでしょう!と、大学病院の内分泌内科の先生にも言われていました。
それでも、同じような状況下でも副腎(腫瘍)を摘出した術後に高血圧が完全に治る人がいるということは、私の可能性もゼロではないと、希望?期待?を胸に、手術をしたのです。
見事に結果オーライでした。10日間の検査入院、副腎静脈サンプリング検査(カテーテル)、腹腔鏡手術、全身麻酔などリスクと隣り合わせでしたが、終わりよければすべて良し!です!術後、お腹に傷は4か所残っていますが。笑
11月の血液検査
今日はコレステロール薬である、ロスバスタチン錠5mgを飲み始めてから、初めての血液検査をします。薬を飲むのをヤダヤダと逃げ回っていたのですが・・・!笑
175あったLDL値がどの程度下がったのかが楽しみです。今のところ副作用も無いようなので!
看護師さんによって数値が変わる?
かかりつけの先生と話しているうち、採血の話しになって面白い話しを聞きました。採血をする看護師さんによって数値が変わることがあるらしいのです。
針をチクッと入れて採血をして、針を抜く時に、シュッと早く抜くと血液検査の数値が変わることがあるらしいのです。(まったくの未確認です!笑)
え~ホントですか~!と、少し疑いながら、次に来る時はもう一人のゆっくり針を抜いてくれる看護師さんがいる日にしようと心に決めました。笑!
だって、そんなんで微妙な数値が変わって薬を処方されたら、たまらんちん!笑
今日の看護師さんは、シュッと早く針を抜く看護師さんなのですが、今日は気持ちゆっくり優しく採血してくれました。さっきの話し、耳ダンボで聞いてたな!笑
薬は最小限に!
脳出血が落ち着いてからはなるべく薬を減らすことをいつも考えていて、降圧剤を少しづつ減らし今では見事にゼロになっています。一生飲み続けるというのは大変なストレスと大変な副作用の心配が付いて回ります。もちろん減らすためには、努力が必要です・・・よね!
健康は努力をしないと得られないものだと最近わかりました。(遅いですね!)
高血圧もコレステロールも一生、薬でコントロールが必要だとよく聞きます。私もそのコレステロール薬を飲み始めたばかりですが、もうコレステロール薬の量を減らす作戦を考えています。
また、薬減らし大作戦!
今飲んでる薬は、ロスバスタチン錠5mgという薬です。先生に確認したところ、半分の2.5mgもあるとのことなので、今日の血液検査でLDLコレステロール値が下がっていたら、間髪入れずに2.5mgにしたいと、事前に働き掛けておく作戦です。急に話すより成功率は上がると思っているので!
降圧剤のニフェジピンの薬減らし大作戦の時も同じですが、もし、このロスバスタチン錠の5mgでLDLが下がったのなら、2.5mgの量でも下がるかもしれないのです。
半分の2.5mgでも同じようにLDL値が下がるなら、2.5mg分の薬は必要ないのに飲んでいるということになります。もちろん副作用も余分に飲んでいるわけです。薬減らし大作戦の一番のキーポイントは、言わなきゃそのまま!です。笑
先生にサラッとお願いすると、少し迷ってから『明日の数値次第ね!』と、半分了解してくれた感じです。私としては、これはもう頂きです!このコレステロール薬は半分に減らせたようなものです!笑。
血液検査の結果
11月22日
血液検査の結果発表です!
LDLは、175→95
コレステロール薬のロスバスタチン錠5mgを飲み始めて約1か月半が経ち、LDLコレステロール値が見事に、 175から95に下がりました。すごくないですか??
食事に気を使ったり、運動しても中々下がらないコレステロール値が、薬を飲めばガクンと下がるのです。たぶんもっと早く効果が出てたと思います。薬の効果は凄いと実感はするのですが、それが良いことかどうかは不安のままです。強い薬っていうことだよなぁ・・・と!
先生に、薬の効果ってすごいですねと話しながら、昨日、お願いした薬の量を半分にする話をしたところ、迷いながらもOKを頂きました。ヨシヨシ!でも先生は最後まで悩んでいます。
これからクリスマスやお正月になると美味しいものをいっぱい食べるから、みんなコレステロールが上がるのよね!って悩んでた。笑
作戦成功!
ここでどんでん返しはがっかりなので、私は、クリスマスや正月も美味しい物いっぱいたべないからと先生にお願いして、どうにか交渉成立しました。コレステロールの薬、ロスバスタチンが5mgから半分の2.5mgの量にできました。作戦大成功!
まだ家にある5mgの薬は、血圧の時と同じでペンチで薬を半分にして飲むことにします。(錠剤に線が引いてないと、半分にパチンは意外と難しいです。)今日処方してもらうのは半分の2.5mgを30日分となりました。やったね!コスパも良いし!笑
クレアチニンは、1.17→1.13
術後から気になるクレアチニン値は、前回の血液検査1.17から、少~しだけ下がって1.13ですが、もうクレアチニン値は横ばいで安定?しているので、大きな変動が無い限りあまり心配しないようにしています。
カリウムは、4.6→4.7
カリウム値は、術後一時期だけ基準値の上限である5.0を2か月間だけ超えて、焦ったのですが、その後は5.0を超えることはなく、3.5~5.0の基準値内の高めですが安定しているので、カリウムも心配しません。バナナをたくさん食べるとか、食べないとかの意識なく、普通に何でも美味しく食事をしています。