私は、知らぬ間に原発性アルドステロン症を発症し、長い間二次性高血圧だったらしいのですが、脳出血で撃沈するまで、ほったらかし状態でした。『どんポジ』のポジといいます。
疲れてない?無理しないでね!と、家族に心配される時もあったのですが、何しろ自称スーパーマン(飛べないスーパーマン!笑)なので、大丈夫!大丈夫!と言いながらの毎日でした。
でも、スーパーマンがいきなり脳出血やっちゃって、原発性アルドステロン症の治療で副腎を取ってしばらくしたら、腎機能を保持するためにも、少し高いLDLコレステロール値を下げることになり、コレステロールの薬でロスバスタチンという薬を飲み始めたら、今度はスーパーマンに副作用が出ちゃったんです。ダサ!
ロスバスタチン副作用がヤバイ
前回の記事は、コレステロール薬のロスバスタチン5mgを飲み始めたら、LDLが急降下の効き目があったので、1日5mgの服用量を半分の2.5mgに変更して様子を見てみましたが、半分の2.5mgでもLDL値はきちんと下がっていました。ロスバスタチンの半分はいらないってことですよね。笑!という内容もありました。
そして、しばらく飲み続けていると身体全体の怠さと、足がつってしまう副作用の症状が出てきたので、毎日飲んでいたロスバスタチン2.5mgを1日置きの隔日に変更になったのです。
次は、右手の関節や右手が痛む
ロスバスタチンが隔日になってから1週間ほど経った頃に、右手の指の関節の痛みが徐々に増えてきて、その内右手全体が痛くなってきました。脳出血の後遺症が右半身全部の麻痺なのでその影響かも知れないと思ったのですが、この状況でこの症状なので結局、薬の副作用だと感じています。
この状態のまま、ロスバスタチンを服用しながら次の血液検査予定日の3月までどうにか様子を見てみようかと思っていたのですが、その前に、またロスバスタチンの副作用が出てしまったのです。今度は視覚的にちょっとびっくりした副作用です!笑
今度は寝起きに鼻血
2月14日
今日は、バレンタインデーです。昔はチョコレートをたくさんもらったなぁ!と、過去の栄光を家族の前で話しても、妻も子供たちも『ふ~ん』だけで、相手にしてくれません。て、いうか誰も聞いていません!くそっ!笑
私は朝起きてベッドから出る前に、ベッドの上で正座スタイルから上体を前に倒し、両手も伸ばして前かがみになります。そして腰を伸ばすストレッチをしてから起き上がるのが習慣になっています。どんなスタイルかこんな説明でわかって頂けたら、すごく想像力と理解力のある優しい方なので、感謝します。笑
今日も、いつものルーティンで正座して前かがみで腰を伸ばし、最近はとても痛い腕を頑張って伸ばしていたところ、何か錆びクサい匂いがしたなと思った次の瞬間、結構勢いよく、ツーっ、ポタポタっと花粉症の時のような水っぱなが垂れたのです。
あっ!と思った時はもうシーツにポタポタで、鼻水が真っ赤だったのです。それを見てビックリです。鼻血だし!!慌てて手で押さえたのですが、しばらくポタポタでした。5分しない内には止まったと思いますが。
バレンタインで朝からチョコレートをいっぱい食べたわけじゃないのですが、これも薬の副作用なのかと不安になりました。(チョコレートって、たくさん食べると本当に鼻血がでるんでしょうか?私は小さいころから、チョコレートやピーナツで鼻血が出たことがないのです・・・!鼻血が出たらもう食べさせてもらえないと思って、鼻血が出ても言わなかったとかだったのかなぁ!記憶にございません。笑)
耳鼻科にGO!
鼻血と心(笑)が落ち着いてから、かかりつけ医院に電話で『鼻血が出た!』と説明すると薬を一時中断して、一応耳鼻科に寄ってから病院に来て下さいとのことです。マジか!
待ち時間の多い病院のはしごになるので、かかりつけ医院の近くの耳鼻科を数か所ピックアップして、何となく良さそうな所(病院の選択ほど難しいことはない!)に決めて、今までの病状や経過をまた全部説明してから診てもらいました。
病歴を説明
脳出血とか珍しい原発性アルドステロン症とかをやっちゃうと、新しい病院に行って問診票を書いたり病歴を一から説明するのが結構大変(面倒)ですよね!
でも、本人は一部始終の状況をわかっているのですが、先生は当然会うのも初めてだし、自分のことなんて何一つ知らないんです。症状をサラッと聞いただけなら同じような症状の、その他大勢の患者と同じ診察を当然されるわけです。
それじゃあ、なんかつまらないので、私はなるべく自分の個人情報(症状です。笑)を、先生にアピールして、『その他大勢の一人』ではなく、自分だけの診察をしてもらうのを心がけています。情報はたくさんあった方が何ごとも解決しやすいと勝手に思っています。
病院は病んでる人が多くて先生は忙しいので、情報提供は簡潔にわかりやすく正確にを、モットーに考えています。じゃないと、途中で話しを遮られてしまいます。笑
この耳鼻科は初めて来たのですが、たまたま今日の曜日だけ勤務している先生らしいのですが、とても感じはいい先生でした。笑
血管は飛び出てない!
ざっと病歴を説明すると、鼻の中を観察後に鼻の中にファイバースコープを入れて、詳しく見ています。モニターに映し出される画像もよく見た後に、鼻の中は今はもう落ち着いているとのことです。特に飛び出している血管もなく、またすぐ出血するような血管もないとのことでした。
副作用ではないと言われた!
血管が飛び出したりしていたら、焼くとかの処置が必要なのですが、そういう状態では無いらしいのです。乾燥で粘膜が少し破けちゃったのかな?今飲んでいるコレステロールの薬のロスバスタチンの影響ではないと思うんだけど、と言われました。
耳鼻科の先生は、このロスバスタチンという薬は筋肉のケイレンとか筋肉痛を起こす可能性や頭が痛くなることはあるらしいけど、この薬で鼻血が出るとは、書いてないんだよね!と、パソコンで薬の情報を見ているようです。その時は、じゃあ鼻血はロスバスタチンの副作用じゃなかったんだ。と、退散しました。
血圧で鼻血は、170~180!
その足で今度はかかりつけ医院に行き、いつものようにちゃんと待ち時間たっぷり経ってから、耳鼻科での説明を一通り報告しました。私の朝の血圧は117なので、今朝の鼻血は血圧が関係してるわけでもないらしい。
血圧で鼻血が出る場合はだいたい170から180位の血圧らしく、200いくと頭にいっちゃうんだよね!と先生。(私も脳出血の時は、血圧が200を軽く超えていたらしいから、納得!200超えたから、頭に来ちゃった!笑)
足のつりを気にしてる
先生に足がつる症状は毎日ではないけど、ロスバスタチンを飲み始めてからちょこちょこ今も続いていることを伝えると、取りあえずロスバスタチンは中断して様子を見ることになりました。かかりつけの先生も鼻血の話しはすぐ終わって、足がつる方を気にしているようです。
つる症状も副作用
3月の後半に再度血液検査をして、LDL値が高ければロスバスタチンと薬のタイプがぜんぜん違うものにしてみるとのこと。ロスバスタチンより副作用も少ない薬らしいけど効果も薄いらしい。それってビミョ~!ってことは、足がつる症状は副作用ってことですよね!
4月の頭に内緒で、セカンドオピニオンでお世話になって頸動脈のエコーをやった病院に再度エコーの予約をしているので、それが済んで結果を見てから、かかりつけ医院で血液検査をする予定にします。
気になる鼻血
耳鼻科の先生にも、ロスバスタチンの副作用の情報に鼻血は書いてないから関係ないと言われ、かかりつけの先生も同じ感じだった!でも、今まで鼻血なんてまずなかったのに、ロスバスタチンを飲み始めてからのことなのでやっぱり気になるので、少し自分で調べることにします。
まず、先発品や後発品(ジェネリック)にかかわらず、クレストールやロスバスタチンを製造している薬品メーカーの基本情報や添付文書を探しました。
副作用の『鼻血』を探す
そして、その文書の中に膨大な量のロスバスタチンの副作用が記載されていて、その中に『鼻血』が記載されていないか、片っ端から調べ始めたのです。・・・が、どのメーカーの文書にも副作用に『鼻血』は見当たらないのです。先生方の言うとおりだったのかと、思っていたら、気になる言葉が目に留まったのです。
『血小板減少』って?
ロスバスタチンの副作用の一覧に、『血小板減少』と文字があるのです。血小板って、怪我して血が出た時に血を固めて止血してくれるんじゃなかったっけ?!それに血小板減少って、『血』っていう漢字も入ってるし、鼻血も同じ『血』だから何か関係してるかもなぁ!と、幼稚な訳のわからない理屈で納得して、これが怪しいと目星をつけました!笑
初期症状が鼻血!
今度は、『血小板減少』という症状?を個別で調べてみることにしたら、あったのです!何があったかっていうと、血小板減少の初期症状として『鼻血、歯ぐきの出血、四肢などの皮下出血』と記載があったのです。これじゃん!見っけ!
1社の資料では心もとないので、後発品である違うメーカーの添付文書もチェックしたところ、他のメーカーの文書にも血小板減少が記載されています。(ほとんど同じ内容なんですが。)それも重大な副作用の項目にあるのです。後に鼻血と記載されていた文書もひとつ見つけました。
鼻血は副作用だった!
私のバレンタイン鼻血は、ロスバスタチンの副作用だったのです。あ~スッキリ~!でも、ドクターって終わりのない知識をどんどん吸収しなければいけないので、大変だと思いました!
身体はひとつなので、それは専門外だから!何て言ってられないですもんね!表面的な言葉や活字ではなくて、もう一歩深読みをしないと見えてこないこともたくさんあるのですね!私も勉強になりました。